「皇室献上」装い農作物を詐取 被告が無罪主張 福島地裁初公判 | 毎日新聞

「皇室に献上する」と言われて福島、茨城両県の農家が作物を詐取された事件で、詐欺や偽造有印公文書行使などの罪に問われた農業園芸コンサルタント、加藤正夫被告（75）＝東京都練馬区＝の初公判が26日、福島地裁（三浦隆昭裁判長）で開かれ、加藤被告は「だまし取るつもりはなかった。間違いがある」と無罪を主張した。 起訴状によると、加藤被告は2022年6月、献上品を選定する権限があると装い福島市の桃農家に宮内庁管理部大膳課名義の「献上依頼書」を渡し、8月に桃4箱（時価合計1万6500円相当）をだまし取ったとされる。23年5月にも同様の手口で桃の詐取を試みた疑いも持たれている。

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『「献上依頼書は宮内庁から6年前に送られた。宮内庁と打ち合わせ、良い物を推薦する権限を持っている」と主張』証人請求だな。