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リニア2027年開業断念 「静岡工区」だけじゃない山積する課題 | 毎日新聞
超電導リニアの先頭車両=山梨県都留市のJR東海山梨実験センターで2023年10月16日午後3時40分、最上和喜... 超電導リニアの先頭車両=山梨県都留市のJR東海山梨実験センターで2023年10月16日午後3時40分、最上和喜撮影 リニア中央新幹線(品川―名古屋)を巡り、事業主体のJR東海は今年3月、2027年の開業を断念した。まだ着工許可が出ていない静岡工区は完成まで10年以上かかるとされ、開業は早くて34年以降にずれ込む公算が大きい。これまで静岡県の対応が注目されてきたが、リニアが抱えるリスクは他にもある。 地元との調整、技術的ハードルも 「静岡以外にも、完成まで10年以上かかりそうな地域がある」。リニアに詳しいジャーナリストの樫田秀樹さんはそう指摘する。JR東海は24年3月末現在、品川―名古屋間の用地の75%を取得済みだが、神奈川県や山梨県の一部地域では地権者の反対が強く「取得の見通しは立っていない」(樫田さん)という。 沿線では少なくとも5件の住民訴訟が起こされた。そのうち東京都内の住民らが国に
2024/05/11 リンク