【速報】「合理性欠くとは言えない」世界遺産の仁和寺門前に高級ホテル建設「特例許可」取り消し認めず 住民敗訴｜YTV NEWS NNN

京都の世界遺産・仁和寺の門前で進められているホテル建設計画について、周辺住民ら51人が京都市に対して、「特例許可」を取り消すよう求めた裁判で、京都地裁は23日、住民らの訴えを退ける判決を言い渡しました。 裁判の舞台となったのは、世界遺産・仁和寺の前で建設が進められている、面積約5800平方メートル、地上3階建ての高級ホテルです。 訴状などによりますと、予定地は、世界遺産の周辺環境保護のために設ける「バッファゾーン」（緩衝地帯）の中にあり、第1種住居地域にも当たるため、本来は延べ床面積が3000平方メートルを超える宿泊施設は建てられません。これに対し、京都市は、2023年、住環境を害する恐れがないなどと判断し、ホテルの開業を促す「上質宿泊施設誘致制度」に基づき、「特例許可」を出しました。 これに対し住民らは、ほかにも、歴史的景観の損失、交通量の増加や騒音など住環境への影響が懸念されるとして、