中国で日本の漫画は事実上「出版禁止」…そんな中国で「ネット流行語」の発端となった「日本の漫画」（現代ビジネス） - Yahoo!ニュース

中国は、「ふしぎな国」である。 いまほど、中国が読みにくい時代はなく、かつ、今後ますます「ふしぎな国」になっていくであろう中国。 【写真】中国で「あまりにも恐ろしい時代」の幕が開がった…習近平のとある「宣言」 そんな中、『ふしぎな中国』に紹介されている新語・流行語・隠語は、中国社会の本質を掴む貴重な「生情報」であり、中国を知る必読書だ。 ※本記事は2022年10月に刊行された近藤大介『ふしぎな中国』から抜粋・編集したものです。 これから種明かしをする前に、「凡学」の意味するところを察知できる読者がいたならば、私は脱帽し、ペンを置いてその方に解説役をお譲りしたいくらいだ。 古代の仏典を記した文字を「梵語」(サンスクリット語)と呼ぶから、「凡学」とは何やら仏教用語のような？ いえいえ、違うのである。 1972年から翌年にかけて、当時まだ20代前半だった漫画家・池田理代子が、少女漫画誌『週刊マー

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“要は一種の、『身在福中不知福(シェンザイフージョンブージーフー)』(自分が幸福の中に身を置いていながら、幸福であることが分かっていない)とでも言うような”