政治資金規正法改正、自民が再修正案を示せず 5月中の衆院通過を断念 パーティー券公開基準で譲歩案も（西日本新聞） - Yahoo!ニュース

自民党は30日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡り、当初目指した改正案の月内の衆院通過を断念した。同日の衆院政治改革特別委員会理事懇談会で再修正案を提示できず、31日の特別委開催についても与野党が一致しなかった。 自民は理事懇で政策活動費について「改善の余地がある」（与党筆頭理事の大野敬太郎氏）としたが、党内や公明党との調整がつかなかった。31日の理事懇で再修正案を示す方針だが、与野党が歩み寄れるかは極めて厳しい情勢。立憲民主党など野党4党が求めた岸田文雄首相の特別委出席は、自民は回答しなかった。 野党は企業・団体献金禁止、連座制導入、政策活動費の廃止か領収書全面公開の3点を自民に要求している。自民は企業・団体献金禁止を拒否。連座制も政治資金収支報告書の「確認書」義務付けで譲らない考えで、野党と隔たりがある。 政治資金パーティー券購入者の公開基準額は自民案は「