ジェットスターに賠償命令 客室乗務員ら「休憩なしは違法」訴え（朝日新聞） - Yahoo!ニュース

会見する木本薫子さん（右）ら原告の客室乗務員2人=2025年4月22日午後、東京・霞が関、黒田早織撮影 格安航空会社（LCC）「ジェットスター・ジャパン」の客室乗務員（CA）ら35人が、労働基準法に定められた休憩時間を与えられていないとして同社を訴えた訴訟で、東京地裁（高瀬保守裁判長）は22日、ジェットスターに休憩なしの勤務の禁止と賠償を命じる判決を言い渡した。 【写真】ジェットスター・ジャパンの旅客機と、出発を見送る同社の社員たち=2025年4月7日、成田空港、小林誠一撮影 判決によると、原告らは国内線や国際線で、1日に複数区間の乗務を担当。到着後に次の便の搭乗が始まるまでの時間は最短35分に設定されていたが、その間に客室清掃などもこなしていた。 労働基準法は、6時間超の勤務で45分以上、8時間超なら1時間以上の休憩を与えるよう企業側に義務づけている。一方で同法の施行規則では、一定の場合