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「関心領域」を観て思い出した、“もう一つのガス室”の記憶|倉本菜生(ライター・編集者)
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「関心領域」を観て思い出した、“もう一つのガス室”の記憶|倉本菜生(ライター・編集者)
子供の頃、よく火葬場に連れて行かれた。 火葬場といっても人間のそれではなく、動物のためのものだ。母... 子供の頃、よく火葬場に連れて行かれた。 火葬場といっても人間のそれではなく、動物のためのものだ。母が動物レスキューの仕事をしていた関係で、当時我が家にはたくさんの犬や猫がいた。レスキューしてもすぐ亡くなってしまう子や、里親が見つからず天寿を全うした老猫老犬も多かったため、火葬場には頻繁に足を運んでいた気がする。 それと、殺処分センターにも。 正式名称は動物管理センター。野良犬や野良猫、「もう飼えない」と捨てられた動物たちを一定期間保護し、新たな飼い主が見つからなければ殺処分する場所。 今では動物愛護の観点からずいぶんと取り組みが変わり、殺処分を減らすよう動いているらしい。だが私が子供の頃は、1ヵ月かそこら経っても引き取り手のいない子たちは、ガス室で処分されていた。 当時のセンター内は、たしか、一週間ごとに動物を収容している檻が横にスライドしていき、最終的にガス室へと檻ごと移動するシステムだ