スポーツベッティング王国・ニューヨークに激震？新法案が投げかける問い｜アメリカメディアウォッチ

アメリカの中でスポーツベッティング（賭け）市場で圧倒的な存在感を誇るのが、ニューヨーク州です。2022年にオンラインでのスポーツベッティングが合法化されて以来、同州は市場規模・収益ともに他州を大きく引き離し、まさに「ベッティング王国」とも言える地位を築いてきました。 ところが今、その安定した地盤に一石を投じるような動きが持ち上がっています。州議会に提出された新たな法案が、利用者や業界関係者に少なからぬ緊張をもたらしているのです。 「A7962法案」が目指すものこの法案を提出したのは、州議会議員のロバート・キャロル氏。彼が提出した「A7962法案」には、1人あたり1日の賭け金上限を5,000ドルとする制限のほか、広告に関する厳しい規制が盛り込まれています。 具体的には以下のような内容です： • 1人あたり1日最大5,000ドルまでの賭け上限 • 1日あたり最大5回までしか入金不可 • クレジ