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実は若者と老人の記憶力には差はない…「年をとるほど忘れやすくなる」という誤解が広がる本当の理由 いくつになっても脳は鍛えることができる
記憶力が衰えるのは「覚えようとする意欲」が低下するから 「80代になると、認知症の有病率が60代の12倍... 記憶力が衰えるのは「覚えようとする意欲」が低下するから 「80代になると、認知症の有病率が60代の12倍になる」ということが知られていますが、脳の健康寿命を延ばすには、60代から70代にかけて、とにかく「脳」を使い続けることが必要です。 高齢者の場合、筋肉を使わないでいると、たちまち「廃用現象」が起きて衰えてしまうのですが、それは脳に関しても同じこと。頭を使わないで暮らしていると、脳はいよいよ衰えてしまうのです。 たとえば、老化の象徴のようにいわれる「記憶力」に関していうと、たしかに「年をとると、記憶力が落ちる」というのは、一般的に“常識”といえるでしょう。しかし、ここではっきりいっておきますが、脳機能上は、75歳くらいまでは、記憶力はさほど衰えません。急激に衰えるのは、「覚えようとする意欲」です。 若者と年配者の記憶力にはあまり差がない 米タフツ大学のアヤナ・トーマス博士らのグループは、
2022/08/31 リンク