日本の高1が妙に解けない｢科学の問題｣に見る盲点

日本の教科書は事実しか書いていない 日本の理科教育で使われる教科書には、わかったことしか書かれていない点が問題です。 例えば、原子力について日本の高校の教科書を見ると、最初はエネルギーと資源についてです。簡単にその意味については書いてあるけれども、数字が出てきません。次に書いてあるのは、原子核はどういうものでできていますとか、同位体とは何か、原子量や原子核の崩壊とは何かなど、試験に出るようなことしか出てこないのです。 つまりは事実の羅列だけで、一番大切な「原子力を使うということは社会にどういう意味を持つか」ということが、まったく理科や物理の教科書で触れられていないのです。 ところが、イギリスの中高の教科書での原子力についての説明を見ると、エネルギーにはいろんなエネルギーがあります、というところまでは日本と同じですけれども、その先が違います。 身の回りの放射線についての説明をしたうえで、それ

[NOV1975]

「一番大切な「原子力を使うということは社会にどういう意味を持つか」ということが、まったく理科や物理の教科書で触れられていない」それ社会の科目じゃない？

[filinion]

PISAの「科学的リテラシー」でイギリスは日本より下位なんだけど…。「問３」は確かに科学的思考力の問題だが、原子力の社会的影響や徴兵制の是非は科学じゃないし、PISAでも問われない。話を分けて考えるべき。

[ustar]

情報に関しては社会と情報という形で教えてるのでそこを広げて社会と科学に行くことはできそう

[quelo4]

“事実の羅列だけで、一番大切な「原子力を使うということは社会にどういう意味を持つか」ということが、まったく理科や物理の教科書で触れられていない”

[shijuushi]

問3は仮説になりうるものなら何でもOKな気がするな。回答例が蓋然性高そうではあるけれど、これだけが正答ではないだろう。正答が一つのように書く意図が分からん。

[BUNTEN]

問3に不正解の俺が通りますよ。(他の問題はできたとは言わない。)

[ilktm]

問３を間違えてしまった。悔しい！