ボウマンＦＲＢ理事、「金利をさらに引き上げる必要あるだろう」

米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のボウマン理事は、先週の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）では金利据え置きを支持したものの、インフレを抑制するにはさらなる利上げが必要になるだろうとなお考えているとあらためて述べた。 ボウマン理事は９日、フロリダ州のイベントで講演。「インフレ率を２％目標に適切なタイミングで低下させるには、フェデラルファンド（ＦＦ）金利誘導目標をさらに引き上げる必要があるだろうと引き続き想定しているが、先週のＦＯＭＣではＦＦ金利を現行水準で維持し、最新の情報とそれが見通しに与える意味合いの精査を続けるとの決定を支持した」と述べた。発言内容は事前原稿に基づく。 ディスインフレの進展が鈍り、物価の伸びがＦＲＢが目標とする２％に「タイムリーに」下がらないことへの懸念を同理事は繰り返した。「金融環境の引き締まりが経済活動やインフレに与える影響を、われわれはまだ分かっていないことに留意すべき

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