山あい地域の「足」になるか 岡崎で6人乗り低速電動車の運行実験：中日新聞Web

低速で公道も走れる電動車を利用した移動手段「グリーンスローモビリティ」の運行実験が7日、岡崎市細川町の北斗台地区で始まった。山あいで急坂が多い地域で、高齢者らの身近な移動を支援するために地元の町内会と市が連携して実験を実施。来月2日まで続けて利用状況や課題を見極め、本格導入の可否を判断する。 電動車は軽自動車ほどの全幅。アクセルを踏み込んでも時速19キロまでしか出ない仕様で、普通免許で運転できる。安全性が高く、環境に優しいとして、国が全国で実証実験を進めている。同地区の実験では、運転手と乗降補助員を含めて6人乗りの車両1台を東京の自動車会社から借り受けて使用。愛称は「くるりん北斗」。