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日本のイルカ飼育は世界より何十年も遅れている|(対談)水族館でイルカを飼うということ|川端裕人/Mami
マスメディアではあまり話題にのぼりませんが、いま日本の水族館は様々な問題を抱えています。 イルカや... マスメディアではあまり話題にのぼりませんが、いま日本の水族館は様々な問題を抱えています。 イルカやシャチの飼育の是非から、そもそもの水族館の存在意義まで。水族館を取り巻く状況を理解し、傍観者になるのではなく私たち一人一人ができることを考えるため、動物園関係者のバイブル『動物園にできること』著者で、捕鯨船での取材経験もある作家の川端裕人さんに、バイリンガルニュース Mamiが話を聞きにいきました。 (構成 兵藤育子 撮影 渡邊有紀) 動物園でゴリラは“備品扱い”だった!? Mami 初歩的な質問ですが、まず動物園や水族館を取り巻く問題について教えていただけますでしょうか。 川端 動物園や水族館は野生の生き物を見せるところですが、私たち人間にはエキゾチックな動物を見たい欲望があるから、大昔からそういう場所があるわけです。 しかし単に見たい欲求だけで野生動物を連れてくるのではなく、しかるべき飼育
2017/02/22 リンク