繊維王国の技術発信 かほくの産業観光施設 カジファクトリーパーク開業｜社会｜石川のニュース｜北國新聞

繊維メーカーのカジグループ（金沢市）がかほく市大崎で整備を進めていた産業観光施設「カジファクトリーパーク」は１０日、開業した。施設２階からは工場で織物を生産する光景が一望でき、石川県内外からの来場者に「繊維王国」の技術力やブランドを発信する。 カジファクトリーパークは２階建てで、延べ床面積は約１万１２００平方メートル。外観は織物の縦糸をイメージしたデザインとした。工場部分は昨年１２月からフル体制で稼働中で、他工場と合わせた生産能力は従来の６割増となった。 施設には自社ブランド「Ｋ－３Ｂ（ケースリービー）」「ＴＯ＆ＦＲＯ（トゥーアンドフロー）」の旗艦店や工芸品のセレクトショップ、地元の食材を使うカフェがあり、屋外には庭園や遊具も整備した。 オープニングセレモニーで梶政隆社長が「繊維の魅力を発信し、地域を盛り上げていきたい」とあいさつした。バレーボールＳＶリーグ女子のＰＦＵブルーキャッツ石川か