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和牛肉の輸出はなぜ増えないのか
横田氏は40年ほど前から肉牛に関心を持ち日本では北海道から沖縄までと、世界各地の畜産農家を訪ね日本... 横田氏は40年ほど前から肉牛に関心を持ち日本では北海道から沖縄までと、世界各地の畜産農家を訪ね日本の肉牛を国際的な視点から見た改善の提案をされている。 「あか牛」育て 水田複合経営を “美味しい牛肉”は国によって異なっている。外国では、一般的に赤身のジューシーな肉が好まれている。輸出を増やすにはマーケットで競争力のある「あか牛」を水田との複合経営で育てることを提案されている。 本書は各地の事例を具体的に紹介しておられるがポイントは次の指摘である。 牛肉の輸出は、日本が220t(2011年度)、オーストラリアは100万t(2013年度、前年比140%増)である。輸出先も日本、アメリカ、中国、韓国、シンガポール、香港等である。オーストラリアは牛肉の輸出を国策として、政府の研究機関、大学、農家が一体となって輸出用の肉牛を育てている。牧草を主体にして穀物飼料に頼らないコストを下げる肥育方法である。
2014/04/15 リンク