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コロナ除菌液噴霧 健康に懸念 厚労省「推奨されない手法は不適切」 スポーツ大会・イベントで相次ぐ(1/2ページ)
体操の国際大会が開催される東京・国立代々木競技場に設置された新型コロナ対策機器。検温や手の消毒、... 体操の国際大会が開催される東京・国立代々木競技場に設置された新型コロナ対策機器。検温や手の消毒、ミストによる全身の除菌が1台でできる=11月7日 新型コロナウイルス感染症対策をめぐり、厚生労働省が推奨しない空間や全身への除菌液噴霧が11月、スポーツの国際大会や大規模イベントで相次いで実施された。厚労省は健康への影響を懸念し、「推奨されない手法を用いることは不適切」との見方を示した。これまでに法律に基づいて有効性や安全性が確認され、国などの承認を得た空間噴霧用の薬剤はなく、専門家は「安心感を得ようと安易に使用するのは避けるべきだ」と指摘した。 除菌液の全身への噴霧は、東京・国立代々木競技場で11月8日に開かれた体操国際大会で実施。大会は国際体操連盟の主催で、会場入り口に、ボタンを押せば液剤が10秒間噴出する機器を計5台設置。機器には約180センチの高さまで4つのミスト噴出口があり、参加した日
2020/12/02 リンク