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Fintech協会 丸山 弘毅 会長に聞く、フィンテックが是正した「金融のあるべき姿」とは
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Fintech協会 丸山 弘毅 会長に聞く、フィンテックが是正した「金融のあるべき姿」とは
日本のフィンテック黎明期に立ち上がり、スタートアップと金融機関がともに知恵を出し合いながら、テク... 日本のフィンテック黎明期に立ち上がり、スタートアップと金融機関がともに知恵を出し合いながら、テクノロジーで金融業界を変えるというムーブメントに貢献したのが一般社団法人Fintech協会だ。今、フィンテックを取り巻く日本の環境はどのように変化したのか。日本のフィンテックは、世界的に見てどのような“立ち位置”にいるのか。同協会が4周年を迎えた今、立ち上げから代表理事会長を務め続ける丸山 弘毅氏に話を聞いた。 金融業界以外からフィンテックサービスが生まれる背景は 最初に協会設立の背景からお話ししましょう。設立は2015年9月です。当時の世の中は「フィンテックって何?」という感じで、バズワードのような取り上げられ方をされました。 当時は決済関連を先駆けに、いくつもベンチャーが立ち上がり、送金系やロボットアドバイザー(以下、ロボアド)、レンディング(融資)とさまざまな分野に広がっていったのです。 現