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【朝日の大罪】朝日、巧妙で悪質な会見…慰安婦問題の温存図る 拓大客員教授・藤岡信勝氏
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【朝日の大罪】朝日、巧妙で悪質な会見…慰安婦問題の温存図る 拓大客員教授・藤岡信勝氏
朝日新聞の木村伊量(ただかず)社長らによる記者会見(11日)に対する私の評価は、ひと言で言うと、... 朝日新聞の木村伊量(ただかず)社長らによる記者会見(11日)に対する私の評価は、ひと言で言うと、原発事故絡みの誤報謝罪を隠れみのにして慰安婦問題の温存をはかった、巧妙で悪質な会見であった、というものである。 5月20日付の朝刊1面に「原発所員、命令違反し撤退」という大見出しを掲げて、吉田昌郎元所長の調書の内容に反する誹謗(ひぼう)記事を書いたことは、言うまでもなく許しがたい。このニュースは海外にも発信されて、東日本大震災時の日本人の立派な振る舞いに感動した世界の人々の、日本人の評価に水をぶっかけた。記事を撤回して謝罪するのは当然である。 しかし、吉田調書の誤報は発生から4カ月もたっていない。これに対し、慰安婦奴隷狩りの吉田清治証言は、朝日が報道してから32年も訂正されなかったのだ。それによって、今や戦前の日本は「性奴隷国家」だったと糾弾されている。慰安婦問題の方がはるかに深刻である。 とこ