精神疾患向け救急施設を建設へ 甲府 | NHKニュース

対応が難しいケースもある精神疾患のある患者の救急搬送を専門に受け入れる施設が、甲府市の山梨県立中央病院に設けられ、ことしの秋から運用が始まることになりました。 山梨県立中央病院が新たに設けるのは「精神科身体合併症病棟」で、うつ病など精神疾患のある患者の救急搬送を専門に受け入れる、山梨県内で初めての施設となります。 山梨県立中央病院は、生命に関わる重症の救急患者に対応する「３次救急医療機関」に指定されていますが、病院によりますと、精神疾患のある患者は治療中に突発的な行動をとるなど対応が難しいケースもあるということです。 このため、およそ１億円をかけて専門の病棟を設け、救急科の医師に加えて精神科の医師も24時間対応できる体制できめ細かな処置を行うということです。 新しい施設は来月から建設を始め、ことし10月の運用開始を見込んでいるということです。 山梨県立中央病院の神宮寺禎巳院長は「新しい病棟

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