足腰弱い人の山登り支援 ロボットの実証実験 | NHKニュース

観光名所として知られる神奈川県の大山で、足腰が弱い人の上り下りを支援するロボットの実証実験が行われました。 神奈川県伊勢原市などにまたがる標高1252メートルの大山は、古くから山岳信仰の対象で、「大山詣り」が文化庁の日本遺産に認定され、大勢の参拝者が訪れる観光名所になっています。 伊勢原市では足腰が弱い人でも気軽に参拝に訪れてもらいたいと、信州大学などが開発する階段や坂道の上り下りを支援するロボットの導入を検討していて、22日、観光客を対象に実証実験を始めました。 ロボットは腰からひざ下にかけて装着する、重さが４キロほどの機器で、４つのモーターが内蔵されていて、上り下りする際に筋肉や関節にかかる負担を軽くします。 実験は長さおよそ650メートル、高低差が86メートルあるふもとの参道で行われ、協力に応じた観光客の男性が、ロボットの力を借りながら362段の階段を上り、使い心地などのアンケートに

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