温室ガス削減達成度を定期点検へ 国連、５年ごと案有力：朝日新聞デジタル

２０２０年以降の温暖化対策の新たな枠組みを話し合う国連交渉で、各国が自主的に定めた温室効果ガスの削減目標の達成状況などを国連で定期的に「点検」する仕組みを設ける方向となった。５年ごとにする案が有力だ。１１月末からパリである国連気候変動会議（ＣＯＰ２１）までに合意文書へ盛り込めるよう、各国で調整を続ける。 交渉の場となる独ボンでの作業部会は５日間の日程を終え、４日閉幕した。先進国に削減義務を割り当てた京都議定書と違い、次期枠組みは途上国を含めたすべての国に目標を提出させ、削減を促す仕組みになる方向だ。ただ、各国にまかせていると取り組みがおろそかになる懸念がある。 ７月にパリであった主要排出国を含む４６カ国の非公式な閣僚級会合では、各国の削減行動を５年ごとに点検する仕組みをつくることでおおむね一致した。今回の作業部会でも、当初は難色を示していた中国なども議論に加わり、「点検を設けるコンセンサス

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温室ガス削減達成度を定期点検へ　国連、５年ごと案有力