asahi.com（朝日新聞社）：遺体写真見て体調崩す？裁判員を解任 福岡地裁 - 裁判員制度

遺体写真見て体調崩す？裁判員を解任 福岡地裁2010年1月20日22時4分 父親（当時５７）に暴行して死なせたとして、傷害致死罪に問われた福岡県小郡市、無職尾篭（おごもり）和幸被告（３０）に対する裁判員裁判が２０日、福岡地裁（鈴木浩美裁判長）であった。法廷の大画面などに遺体の一部の写真が連続して映され、その後に女性裁判員１人が解任となった。 地裁は解任の理由について、「プライバシーの問題などから詳細は答えられない」としている。ただ法廷でこの女性裁判員は、写真から目をそらすようなそぶりもしており、遺体の写真で体調を崩した可能性もある。 この日は２日目の公判で、検察側は争点となった凶器について立証するため、裁判員らの手元の画面に遺体の一部の写真を示して説明。解剖医の証人尋問でも、致命傷とされる頭部の傷や頭蓋骨（ずがいこつ）が折れた状況がわかる写真が映された。午前中のこうした審理の後で女性裁判員

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