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2020年10月7日のブックマーク (3件)

  • 「自閉症は津軽弁を話さない」この謎に挑んだ心理学者が痛感したこと それは「タメ語と丁寧語」に似ている

    自閉症の子どもは津軽弁を話さない。そんなの一言をきっかけに、心理学者の松敏治氏はことばと心の謎の解明に乗り出した。松氏は「最初は軽い気持ちで調べていたが、にまとめるまで十数年がかかった。現場の人々の経験や感覚に目を向けることの大切さを痛感した」という――。 「ことばと心の謎」に迫る研究のきっかけ ある日、町の乳幼児健診から帰ってきた心理士のが、ビールを飲みながら「自閉症の子どもって津軽弁しゃべんねっきゃ(話さないよねぇ)」と言ってきました。 障害児心理を研究する私は、「それは自閉症(自閉スペクトラム症:ASD)の独特の話し方のせいだよ」と初めは静かに説明してやりました。しかしは、話し方とかではなく方言を話さないのだと譲りません。 やり取りするうちに喧嘩になり2、3日は口を利いてくれませんでした。こちらも長年、その道の研究職であるつもりでしたから、たとえでもこんな意見は聞き捨て

    「自閉症は津軽弁を話さない」この謎に挑んだ心理学者が痛感したこと それは「タメ語と丁寧語」に似ている
    footnote
    footnote 2020/10/07
    興味深い。ただ方言の丁寧表現はかつてあったはずだが(町人が武家に話すなど)、昭和以降のTV普及で消えていったのではないか。
  • C型肝炎治療の評価をもゆがめる、医学統計の深い闇(大脇 幸志郎)

    医学における統計は濫用されている。その背景には統計に対する誤った期待があり、他方で統計を濫用する技術も編み出されてきた。 この記事は全3回で、医学における統計のハッキングとその対策について、いくつかの例を挙げて説明してきた(第1回、第2回)。 最終回にあたる今回は、統計の濫用を防ぐための技術をかつてなく網羅的に取り込んだシステマティック・レビューという方法の興亡を中心に紹介する。 コクランとシステマティック・レビュー スコットランドの医師のアーチボルド・コクランは、「エビデンスに基づく医療」の思想を準備したとされる人だ。コクランが1988年に死んでから、1991年にゴードン・ガイアットが「エビデンスに基づく医療(Evidence-based Medicine; EBM)」という言葉を作り、1993年にイアン・チャーマーズがEBMを体現するべくコクラン共同計画を創設した。 コクラン共同計画は

    C型肝炎治療の評価をもゆがめる、医学統計の深い闇(大脇 幸志郎)
  • エディ・ヴァン・ヘイレンさん死去 がん闘病の末

    エディ・ヴァン・ヘイレンさん(2013年9月17日撮影)。(c)Jamie McCarthy / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP 【10月7日 AFP】(更新)ハードロック界を代表する米バンド、ヴァン・ヘイレン(Van Halen)を率いたギタリストのエディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)さんが6日、がんの闘病の末、死去した。65歳。息子のウルフ(Wolf Van Halen)さんが発表した。 ウルフさんはツイッター(Twitter)への投稿で父エディさんの訃報を発表。「最高の父親だった。オンステージ、オフステージで一緒に過ごした全ての時間が贈り物だった」と追悼し、「この死から完全に立ち直れるとは思えない。当に大好きだよ、パパ」とつづった。 オランダで生まれ、米カリフォルニア州で育ったヴァン・ヘイレンさんは1970年代、兄アレックス(

    エディ・ヴァン・ヘイレンさん死去 がん闘病の末