成田空港で記念写真に納まるスノーボード・ハーフパイプの国母和宏選手(中央)=9日、藤島真人撮影 「制服」でズボンをずり下げる「腰パン」はNG? バンクーバー五輪の選手村入村式で、全日本スキー連盟はスノーボードの国母和宏選手(21)を「服装の乱れ」を理由に出席を自粛させた。最近の中学、高校では「腰パン」があふれる。指導する先生にも頭の痛い問題のようだ。 公式服のネクタイを緩めてシャツはすそ出し。ずり下げてだぶつかせたズボン。サングラスに鼻ピアス。バンクーバーに向かう国母選手はこんな格好だった。現地入りの報道を見た人から、スキー連盟に批判が寄せられた。 ズボンを腰骨より数センチ下げて履くのが「腰パン」。もとは米国のアフリカ系の若者の流行だ。日本では1990年代から広まった。 国母選手は中学時代から世界の一線で活躍し、今大会でもメダル候補。服装にも、自分なりのこだわりが強い。 ただ、日