コスタリカの若き美術家フェデリコ・エレロと、日本のミュージシャン関口和之。この思いもよらぬ組み合わせから生まれた展覧会が、古都・金沢で実現しました。舞台は、2004年の開館から入館者数累計1000万人を突破し、国際的にも注目を集める金沢21世紀美術館。カラフルでユーモラス、生き物のように広がるエレロさんのアートは、絵画の固定観念を軽やかに飛び越えていきます。いっぽう、サザンオールスターズのベーシストとして知られる関口さんは、ウクレレ奏者としても精力的に活動し、各地で人々の心をつなげてきました。そんなふたりの出会いから始まったのが、2013年3月17日(日)まで開催中の『Aloha Amigo! フェデリコ・エレロ×関口和之』展です。ラテンの色彩とハワイの音色が、和の心を通じて融合。約1年かけて展開されるこの温かくも刺激的な試みを、会場体験や作家インタビューを交えてレポートします。 「他者」
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