「民放がNHKと異なりタダで見られるのはCMのおかげだからCMを容認する」なんて人はほぼいないわけで、基本的に広告というものはネットにかぎらず歓迎されていない。 一方、メディア側は「タダ」で提供することが競争上避けられなくなっていて、そのために広告収入は不可欠になっている。 雑誌はタダじゃないぞという指摘もあるとは思うけど、広告が入らなかったら雑誌はいまの価格で売れないことは自明だよね。 まず大前提としてメディアの原価構造なんてことに関心を持つ視聴者・読者は少数派で、ゆえに広告が必要悪だとしても、そう認識されていないという事実がある。 ただしネットの場合は広告位置(≒バナー位置)がわかりやすかったこともあり無視しやすいためにそれほど大きな問題にはならなかった。 画面上のバナー広告など広告的なものを「見えてるけど見ない(見てない)」ことを指して「バナー・ブラインドネス」なんて呼ぶけど、これは