新元号「令和」と、2024年に発行予定の新デザイン紙幣、どちらもきになるのはフォントとデザインだ。急遽、この連載で取り上げることにした。 連載第4回目となる今回は予定を変更して、新しい元号である「令和」と、新しい日本円紙幣のフォントとデザインについて考えてみたい。 新元号については本原稿が掲載される翌週には「令和元年」となるが、発表された新紙幣のデザインはまだ完全版ではなく、発行も2024年を目処としている。このため新紙幣発行までは紙幣のデザインが変更される可能性があることをお断りしておく。 連載:デジタルネイティブのためのフォントとデザイン スマートフォンやSNSの普及で、誰もが気軽に情報を発信できるようになった今、「どう発信するか」を考える上で、欠かせないのがフォントやデザインです。「最近ここのフォント変わったな」「このロゴどうやってデザインしたんだろう」と、身近な文字が気になっている
街で見かける「あの文字」はフォントじゃないかもしれない? フォントと書体の“あるある”勘違い:デジタルネイティブのためのフォントとデザイン(1/3 ページ) 新連載:デジタルネイティブのためのフォントとデザイン スマートフォンやSNSの普及で、誰もが気軽に情報を発信できるようになった今、「どう発信するか」を考える上で、欠かせないのがフォントやデザインです。「最近ここのフォント変わったな」「このロゴどうやってデザインしたんだろう」と、身近な文字が気になっている人も多いのではないでしょうか。 この連載では、街角やビジネスの現場など身のまわりにある文字をきっかけに、奥深いフォントとデザインの世界をご案内します。いつも使っているスマートフォンやデジタルカメラを片手に、ひとときの「フォントの旅」を楽しんでみませんか。 菊池美範(きくち よしのり) 1980年代末からパーソナルコンピュータをデザインワ
日々、リング上で熱い闘いを見せるプロレスラーたち。 その試合の基盤にあるのはタフな練習、そして 「食事」 だ。 その鍛えた身体を支えるための日々の食事はもちろん、レスラーを目指していた頃の思い出の味、若手の頃に朝早くから作ったちゃんこ、地方巡業や海外遠征での忘れられない味、仲間のレスラーたちと酌み交わした酒……。 プロレスラーの食事にはどこかロマンがある。そんな食にまつわる話をさまざまなプロレスラーにうかがう連載企画「レスラーめし」。 第9回に登場してもらったのは69歳にしていまだ現役選手、「組長」「関節技の鬼」こと藤原喜明選手です。 「関節技の鬼」「アントニオ猪木の用心棒」「テロリスト」 1972年に新日本プロレスに入団し、その強さを高く買われ「アントニオ猪木の用心棒」として国内・海外の移動中、常に傍らにいる存在に。 リング上では1984年の札幌大会で長州力を花道で襲撃し、「テロリスト」
目白通りの地下にひっそりとたたずむ「蝶屋(てふや)」の店主・柿澤清美さんは、そのスジには周知の「蝶捕り名人」であり、指折りのパイオニア。齢75歳にして、今も国内外を忙しく飛び回る研究者だ。 蝶を追っては山の幸に出会い、それを摘んではまた蝶を追う。熊とは戦わないが蜂は制す。そんな自然界との逢瀬を重ねるうち、この店には、一種異様な営業形態が出現した。 営業は水曜日のみ! 店内の壁を埋める標本棚には約5,000匹の標本を展示・販売! そして向かいのカウンターには、季節・旅先その時どきの旬として、絶品の大皿料理がこれでもかと並ぶのだ。 情報の洪水に頭クラクラ、目もチカチカの、目白タウンの水曜日。「好きなことしかやらない」を極めた粋人に、たっぷり話を聞いてきました。 「僕の人生は蝶一色。お店よりも蝶のほうがずっと大切です」 柿澤さん:この店を始めたのは40年ぐらい前になるのかな。当時の目白にはまだま
「にんにく入れますか?」 お店でそう聞かれたら、みなさんどうされますか? 自分は「できれば入れたい派」。ラーメン・餃子にイタリアン……ガッツリとニンニクが入っていたほうがうまいに決まってるじゃないですか。 しかしですね。そうはわかっていても翌日の臭いが気になって休日の前日じゃないと思いきり食べられないのも事実。 そんな風に思っていたところ、飲み友達から「中野にあるにんにく専門店のにんにくは、翌日あまり匂わないにんにくを使っているらしいよ」とのタレコミが。 ならば行かねばとさっそくにんにく料理専門店「NAKANO HAJIMENO IPPO」へ。 来店したのは中野の線路沿いの道をJR中野駅北口から新宿方面に数分のところ。 ちょうど桜が満開の季節、桜と吊るしたにんにくが出迎えてくれました。 にんにくにこだわって24年のお店が使う「ブランドにんにく」とは 店主の中山さんにお伺いします。 ── お
スマホを開けば世界中どこへでも行けるこの時代 今も紙地図を愛用するライダーがいます。紙の何がいいのか その利点を見直して、ツーリングをもっと楽しみませんか? ツーリングマップル? BikeJIN読者の皆様、初めましてこんにちは! 昭文社「ツーリングマップル」の編集担当をしているマスキと申します。今回、縁あって中村編集長からご提案いただき、ありがた~くこの場でコラムを書かせていただくことになりました。全何回になるかは分かりませんが、お付き合いいただければ幸いです。 さてまずは、「ツーリングマップル? ナニソレ?」という方のために簡単にご紹介しておきます。ツーリングマップルとは、ライダーにオススメな「好景観道路」や「快走路」、「グルメ」「温泉」「キャンプ場」「歴史スポット」などなど、「あるとうれしい情報」が満載の「ツーリング用の道路地図」なのです。たとえば『海沿いを走る快適2車線で潮風が気持ち
Updated Monday, Feb. 24, 2020: The next release of Premiere Pro and Adobe Media Encoder will default to “New World” ExtendScript environments with “Old World” behavior remaining accessible as-needed. Find additional details here. Upcoming changes will affect all ExtendScript integration and CEP panels within Adobe Premiere Pro, After Effects, Audition, Media Encoder and Prelude. We’re sharing this
地面に生育するイシクラゲ。食用にもなる。一見すると海藻のようだが、実は食の観点から生物進化を捉えると、重要な位置にあることが分かる。 私たちが日ごろ食べているもののほとんどは生物である。そして、多くの食材の直系の祖先は私たち人類より先に地球上に現れている。なぜヒトは「その食材」を食べることになったのか。その疑問を解くカギは、この地球上でヒトと生物がたどった進化にある。ふだん何気なく食べているさまざまな食材を、これまでにない「進化の視点」で追っていく。それぞれの食材に隠された生物進化のドラマとは・・・。 水はけの悪い屋上や空き地に、苔とは違った光沢のあるゼラチン状の物体が大発生していることがある。それは十中八九、「イシクラゲ」という生物である(冒頭写真)。水分があるうちは非常に滑りやすく、乾くと汚泥のような見た目なので、一般的には駆除の対象となる。 ところが、このイシクラゲ、なんと食べること
展覧会『アートになった猫たち展~今も昔もねこが好き~』が、4月26日から東京・日比谷図書文化館で開催される。 『アートになった猫たち展~今も昔もねこが好き~』は、江戸時代から美人画や戯画などで描かれ、庶民に広く親しまれてきたという猫に着目する展覧会。浮世絵収集家の中右瑛が長年にわたって収集してきたという浮世絵と近代美人画のコレクションを中心に、暮らしのなかで描かれた猫の姿を捉えた作品や、歌川国芳、竹久夢二、藤田嗣治といった猫を愛した芸術家たちの作品を約100点展示する。会場は、「アートになった猫たち」「ねこを愛した芸術家たち」「ねこ爛漫 なぜ猫で描かれた?」「今も昔も暮らしの中に猫がいる『江戸編』」「今も昔も暮らしの中に猫がいる『明治編』」の5章で構成。5月21日より一部展示替えを行なう。 会期中には、講演会や刺繍ワークショップを実施。日比谷図書文化館 1階ライブラリーショップ&カフェ日比
パソコン黎明(れいめい)期、ワープロや表計算ソフトと並んで「三種の神器」とされていたデータベース管理ソフト。PCでスタンドアロン動作するデスクトップデータベースとして、海外勢のAccessやファイルメーカーなどと覇を競っていたのが管理工学研究所の「桐」だ。 桐がPC-9801版のMS-DOSで動作するデータベースソフトとして登場したのは1986年のこと。当時開発に携わっていた管理工学研究所経営戦略室の大久保潤室長は、桐の設計思想を「高機能でハードルが高いデータベースを誰でも使えるようにする製品」と説明する。 当時のデスクトップデータベースは業務アプリケーションの開発環境としての性格が強かった。紙のカードを模したカード型を除けば、テーブルの設計や入力フォームの開発を済ませた上でエンドユーザーが使うのが基本だった時代だ。 一方桐は、Excelのような表形式の画面と対話型のユーザーインターフェー
タイトルは「駄々っ子」 担当者に聞きました 警備員に甘えてる? 美術館に入ろうとする猫と、防ごうとする警備員のやりとりで話題になった尾道市立美術館(広島県)。おなじみの光景が約1カ月ぶりにツイッター投稿され、注目を集めています。「花見の時期は人が多いので遠慮したのかも」と話す担当者に話を聞きました。 タイトルは「駄々っ子」 今月24日、尾道市立美術館のツイッターアカウントが「駄々っ子」というタイトルで投稿した3枚の画像。 1枚目は、美術館の入り口で警備員と黒猫「ケンちゃん」がにらみ合う様子が写っています。 2枚目は、ケンちゃんがその場でマットの上にゴロンと寝転がる様子。 3枚目は、警備員に持ち上げられたケンちゃんが、マットに爪を立てて抵抗している姿が写っています。 この投稿に対して、「ケンちゃんの執念でマットが大変なことになってる」「警備員になりたい」といったコメントが寄せられ、リツイート
美術館の軌跡、役割、これからの可能性。開館30周年の節目にあわせて、これらをコレクションや資料、新作インスタレーションを通して表現した特別展「美術館の七燈(しちとう)」が、広島市現代美術館で開かれている。全館を使って、この館ならではの歩みをたどりつつ、普遍的な課題も浮かび上がらせた。「いま、ここ」に限らない、広がりのある展示になっている。 1989年5月、公立館としては国内で初めて、現代美術を専門とする美術館として開館した。展覧会タイトルは、19世紀英国の美術評論家、ジョン・ラスキンの著書「建築の七燈」にちなんでいる。建築に必要な観念を七つの灯(あか)りになぞらえたこの本のように、七つの章立てで美術館の活動を見つめている。 たとえば「観客」の章では、来場者が願いを短冊に書いて木につるすオノ・ヨーコの参加型作品「ウィッシュ・ツリー」や、人の死に関連した新聞記事をもとにした北山善夫のドローイン
医薬品や肥料などの原料となる「アンモニア」を効率的につくる方法の開発に東京大学のグループが成功し、製造コストと二酸化炭素の排出を大幅に減らせる手法として注目されています。 「アンモニア」は医薬品や肥料、化学繊維などの原料となり、世界で年間およそ2億トンが製造されています。 現在の主な製造方法は、「窒素ガス」と「水素ガス」を数百度、数百気圧という高温高圧の状態にして反応させるものが主流で、製造の過程で大きな電力を必要とするほか、「水素ガス」は天然ガスなどの化石燃料から取り出しているため、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出が課題になっています。 これについて東京大学の西林仁昭教授のグループは、マメ科の植物に寄生する「根粒菌」と呼ばれる菌が空気中の窒素からアンモニアをつくり出していることに着目し、この菌が持つ酵素に似た働きをする触媒を開発しました。 そして、この触媒を使って実験したところ、化
最近、周囲にますますMacユーザーが増え、使い方のアドバイスをする機会が多いのですが、その際に全ての人に必ずおススメする便利ネタを紹介します。 Macのランチャー(※)といえば「Dock」ですが、今回紹介するFinderのウィンドウをランチャーとして使用する方法は、個人的にはDockより便利だと思っており、重宝しています。 ※「ランチャー」というのは、コンピューター用語で、「ショートカット(エイリアス≒分身)を一覧表示して、アプリケーションやファイルなどにアクセスしやすくする機能」のことです。 Finderのウィンドウをランチャーにしよう Finderのウィンドウをランチャーとして使用すると言われても分からない人もいると思うので、実際にお見せすると、つまりこういうことです。 ⬆このウィンドウの上の部分にアプリのアイコンが並んでいますよね? これがランチャーです。 このアイコンをクリックする
コメなどの種子の生産を都道府県に義務づけた、いわゆる「種子法」が廃止されたことを受けて、鳥取県は行政が高い品質の種子を守る仕組みを維持するための県独自の条例案を早ければ6月の定例県議会に提案する方針を固めました。 「種子法」は、コメや大豆の高品質の種子を守り食糧増産につなげる目的で昭和27年に制定され、都道府県がこれらの種子を生産することを義務づけた法律ですが去年4月に廃止されました。 国は技術の向上で種子の品質が安定したことや民間企業の参入を促すため廃止したとしていますが、県内の農業団体などからは種子の生産に行政が関与する根拠が失われ、安定供給に支障が出るのではないかという懸念も出されていました。 このため県は「種子法」に代わる独自の条例を制定し、引き続き県が管理して種子の生産などを行い品質を守る仕組みを維持する方針を固めました。 県では来月、農業団体からの意見も聞いたうえで早ければ6月
元『ユリイカ』編集長の郡淳一郎氏が、4月22日、自身のTwitterにて「「御恵贈(投)頂き(賜り)ました」ツイートの胸糞わるさ」から始まる「はしたない」御礼ツイートを批判したことで、献本という出版界の慣習に多くの関心が集まった。 郡氏によれば、この種の御礼ツイートには「わたしには、「皆の衆、俺(私)はコネがあるんだぞ、大事にされているんだぞ、偉いんだぞ」というメッセージ」しかない。つづけて、「商業出版された本は商品なのだから、それをタダでもらったと吹聴するのは、はしたないことだと、なぜわからないのか。黙って本を読むことが中抜きされていると感じる」と憤りを露わにする。 はじめに断っておけば、私は郡氏の献本観、また書物観や編集観にまるで共感しない。詳しくが後述するが、私が著者として他者に献本するさい、その人にもっとも期待しているのは本のPRであり、賞讃でも批判でも話題になること、注目が集まる
取扱説明書のイラスト、テクニカルイラストを作成しているぬっきぃです。 ペリスコープで生配信したときに寄せられた声です。 取扱説明書のイラストが見にくかった 取扱説明書のイラストが見にくい・わかりにくくなってしまうのには理由があります。 ・描いている本人がわかっていない(図面が読めない) ・3DCADからイラストにしたが、レンダリングの線を消していない この2点です。 描いている本人がわかっていない(図面が読めない) これはよくあることなのですが(本当はよくあってはならない)、描いている本人が何を描いているかわかっていないということがあります。 少し大げさですが… なぜそうなってしまうかというと、低料金で仕事を受けてしまい「イラスト作成の取材」まで手が回らないからです。 取扱説明書作成は、文章をつくる『テクニカルライター』とイラストを作成する『テクニカルイラストレーター』、取説内の写真をとる
当社が運営するサイトでは、お客様により適したサービスを提供するため、Cookie(クッキー)を利用しています。引き続き弊社サイトを閲覧される場合にはCookie(クッキー)の利用に同意したことになります。 詳細はこちらをご確認ください 9 号数制の誕生 第21回の冒頭で日本における活字の単位である号数のことを少し記しました。ここではもう少し詳しく日本の号数制について考えてみようと思います。日本の金属活字のサイズは、まず号数制があり、続いてポイント制が加わり、この二つのサイズが並行して使われて現在にいたります。しかし号数制は金属活字の衰退にあわせて使用頻度が少なくなり、いまでは歴史上のサイズとして名称だけが残っています。金属活字時代の号数は初号から八号までの9サイズでした。 美華書館の活字販売広告「美華書館告白」(『教会新報』第16号所収。1868年12月19日発行)には一号から六号までの6
Text:Kentaro Shinozaki Interpretation:Hashim Bharoocha Photo:Akiko & Hashim Bharoocha, Yukitaka Amemiya(Twickenham Studios) “ライブ・エイド”の臨場感を出すため コンサート場面をO2アリーナのPAで鳴らして収録しました この記事が世に出るころには映画『ボヘミアン・ラプソディ』の全世界興行収入は恐らく10億ドルを突破しているだろう。それを裏付けるように第91回アカデミー賞では、ラミ・マレックが主演男優賞に輝いたのをはじめ、編集賞、音響編集賞、録音賞の計4部門を獲得した。45歳でこの世を去ったクイーンのボーカリスト=フレディ・マーキュリーの生き様を描いたこの作品は、バンド・メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーの協力もあって実際にクイーンのマルチ音源を再ミック
※本記事は『駅メモ! – ステーションメモリーズ!-』の提供でお送りいたします。 1日目 6:30 寒々しい漁港の風景からおはようございます! もう3月も半ば、いつ春が来るのかとせわしない気持ちになる時期ですが、そんなものは無関係とばかりに寒い、めちゃくちゃ寒いです。なんならちょっと雪の予報とか出ているくらいです。 雪とまではいきませんでしたが、先ほどからなかなか雨が激しく、おまけに風も強いです。東京のコンビニで買った「風に強い!」と力強く書いてあったビニール傘が4秒で壊れました。それほどの強風です。 寒い、風が強い、雨、とおおよそ取材向きでない天候もさることながら、この場所、まったく人の気配がありません。夜が明けたばかりの早朝ということもあるのですが、通りを歩く人もいなければ、車もほとんど通りません。時が止まったかのような漁港にウミネコの鳴き声だけが響いています。 ここは石川県の能登半島
12世紀前半に北東アジアより勃興、契丹(遼)・北宋を滅ぼし、広くユーラシア東方に100年にわたる覇をとなえた金国(金朝)。 その建国の中枢を担った北東アジアのツングース系部族集団である女真は、のちの大清国(清朝)を建国したマンジュ人のルーツとしても知られ、世界史を考えるうえで、金・女真は、避けては通れない大きな存在である。 近年深化を遂げるユーラシア東方史の研究の最先端より、「政治・制度・国際関係」「社会・文化・言語」「遺跡と文物」、そして「女真から満洲への展開」という四つの視角から金・女真の歴史的位置づけを明らかにする。 序言 古松崇志 関係年表 藤原崇人 金朝皇帝系図・金朝皇帝一覧 武田和哉 第Ⅰ部◎金代の政治・制度・国際関係 金国(女真)の興亡とユーラシア東方情勢 古松崇志 契丹遼の東北経略と「移動宮廷(行朝)」 ―勃興期の女真をめぐる東部ユーラシア状勢の一断面 高井康典行
TeXConf 2019は,予想された台風第19号の進路等を勘案し,中止と決定いたしました. たのしみにされていた皆様,申し訳ありません. なお,現在のところ代替開催の予定はありません. 問い合せ先:texconfjp{\atmark}googlegroups.comtwitter:texconfjp(ハッシュタグ:#texconf2019)過去の集会TeXConf 2018TeXConf 2017TeXユーザの集い 2016TeXユーザの集い 2015TeXユーザの集い 2014TeXユーザの集い 2012TeXユーザの集い 2011TeXユーザの集い 2010TeXユーザの集い 2009TeXConf実行委員会(五十音順,*:代表)木枝祐介(清閑堂)*高村正志(青山学院大学社会情報学部) 概要日付:2019年10月12日(土)全日予定会場:青山学院アスタジオ B1 ホール住所:東京都渋
●仕事で描いていた文字が原点 若いときから文字を描いて生きてきた。最初にお金を貰ったのは15か16歳の頃で、アイデア製品のロゴタイプだった。報酬がいくらだったかは残念ながら憶えていない。しかし、自分が考えて描いたデザイン文字が印刷物になったときの、照れくさいような晴れがましいような不思議な気持は、50歳を過ぎた今でも忘れてはいない。 やはり10代の頃だが、ポスターカラーと筆を使って喫茶店のメニューを手描きし、そのサンプルを手に、普段は入ったことのない喫茶店を、注文を貰いに何軒も歩き回ったこともある。 今回のセプテンバーという書体は、私が25〜35歳のころ、ロットリングという筆記具を使用して描いていた文字がベースになっている。下書きとかデッサンはまったくせずに、紙に大体の文字の大きさを決める2本の線だけを鉛筆で引いておき、あとはいっきに文字を描いていく。有名ファンシー文具のグリーティングカー
ここでいう「技術書」というのは、「IT系の技術周辺を扱った本」のこと。この意味における「技術書」の界隈では、近年、「技術書典」という同人誌即売イベントが年二回のペースで開催されている。これは文字通りの祭「典」で、わずか6時間という短い開場時間に、数百人からなる同人誌の書き手とその作品を貴ぶ1万人の買い手が集結する。 IT系の技術ではソフトウェアが占める役割が大きく、ソフトウェアというのは技術的な変化が激しい。そのため、技術に関する情報を伝える手段にも、俊敏性とか即応性が求められる。紙の書籍というのは、一般にはそういう性能が低い、リジッドなパッケージである。それなのに紙の同人誌が技術情報の手段として尊ばれるのは、一見すると不思議な現象ではる。技術情報のアウトプットが目的であれば、自分ではてなブログに書いたり、Qiitaに書いたりでいいのでは? にもかかわらず同人誌の書き手と読み手が尽きないと
日本経済新聞社が100年分の新聞記事をテキストデータにする取り組みを進めている。AI(人工知能)を組み込んだOCR(光学的文字認識)で紙の新聞を効率的に読み取る。読み取り対象には約140年前の1876年に創刊された「中外物価新報」などを含む。中外物価新報は日本経済新聞の前身となった新聞だ。2019年5月以降、テキストデータにする作業を始める予定だ。 日本経済新聞社は1970年代から約40年、新聞に掲載した記事のテキストデータを管理してきた。しかしそれ以前の100年分の新聞についてはテキストデータは無く、原本をスキャンしたイメージデータだけを保存していた。 「過去の新聞の内容をテキストデータにした上で記事ごとにタグ情報を加えれば、検索しやすくなる。かつての日本の経済状況を把握したり分析したりするのも容易になる」。同社の山田剛日経イノベーション・ラボ上席研究員は今回の取り組みの狙いをこう説明す
W3C文書「日本語組版処理の要件(JLREQ)」の改版作業が始まっています。JLREQは海外のシステム開発者などに向けて日本語組版を扱うシステムで対応するべき要件を伝える目的で作られた文書で、現在最新の第2版は2012年4月に発行されていますが、これをより正しく、使いやすい形に直してゆく作業です。 この流れで私もW3CのJapanese Text Layout task force (jlreq)の会合で現場サイドとしての参考意見を述べることになりました。せっかくですので日本の組版関係者からの意見も集約したく思い、このブログを書いています。あくまで私が出版・組版関係の人の意見を聞くために個人としてやる聞き取りであって、W3C公式でもなんでもないのでお間違いなきよう。GitHubにissue立てるの慣れてる人はそちらが早いと思います。 一応「日本語組版処理の要件(JLREQ)」がどういう性格
チベットを中心に発展した仏教の一派であるチベット仏教では、音楽が非常に重要視されています。そんなチベット仏教音楽で使われる楽譜が非常に美しいと、カルチャー系メディアのOpen Cultureがまとめています。 Tibetan Musical Notation Is Beautiful | Open Culture http://www.openculture.com/2019/04/tibetan-musical-notation-is-beautiful.html 宗教は同じルーツを持っているものであっても、現地の風土や文化と融合してさまざまに変容します。7世紀頃にインドからチベットへ伝来したとされる仏教は、チベットの古代宗教であるボン教などと結びつき、独特のチベット仏教へと形を変えていきました。 そんなチベット仏教では、音楽が非常に重要な構成要素となっているとのこと。チベット仏教音楽は
もじもじトーク[106]名古屋がフォントの国になった一日 ── 関口浩之 ── 投稿:2019年04月25日 著者:関口浩之 こんにちは。もじもじトークの関口浩之です。 4月21日(日)に、名古屋で夢のようなイベントを開催しました。イベント名は「中村書体と筑紫書体」です。 本日のもじもじトークから数回に渡り、セミナーレポートを書きたいと思います。今日は、「ナール」「ゴナ」という20世紀の金字塔書体を制作した、中村征宏さんのお話です。 ●「今、時代は動いた」の現場 「中村書体と筑紫書体」セミナーに、100名以上の方に参加いただきました。ありがとうございました。 名古屋以外からの参加率がなんと8割でした。その日、日本全国から、活字やフォントが好きな方々が名古屋に集結したのです。名古屋がフォントの国になった一日でした。 僕が、このイベントの発起人となりました。主催者の一人でしたが、聴講者として
2009年の学会誌に発表した論文を、堀之内出版の小林えみさんが掘り起こしてくださいました。日本近代文学会の了解を得て、10年後の状況をあらためて比較する上でも、数字等を含めそのまま転載いたします。なお、すでに閉鎖したサイトを紹介した注は削除しております。 購入固定層のあった研究書市場が環境の変化とともに、大きく変わろうとしています。単に研究者の減少ということではなく、学会そのものに興味を持たない若手研究者も増えてきているような気がします。数字以外は10年前と変わっていないことも多く、編集者アーカイブ小論の一つとしてご覧ください。 原注は[]とし、追加情報については、《補注》【*編集部注】の形で補っております。なお、専門書をめぐる最近の「売れる」「売る」観点で、本サイトでの「所感:2010年代の日本の商業出版における著者と編集者の協働について、営業担当者と書店との協働について」もあわせてご覧
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