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ReViewとbookに関するgentoのブックマーク (72)

  • 小保方晴子「あの日」を読みました。 - Everything you've ever Dreamed

    小保方晴子さんの「あの日」を読んだ。誤解して欲しくないのだが、僕が、この小保方晴子さんのセンセーショナルな手記を手に取ったのは好奇心からではない。ゲスい野次馬根性からである。告白しよう。小保方晴子さんの名前をググることは毎朝の僕のルーティーンであった。 なぜ、彼女がこれほど僕の心を惹きつけ続けるのか、その理由を知りたい。それがこの手記を手に取った理由である。今、読み終えて放心しているところである。内容の詳細については各々読んでいただかなくてもいいとして、これだけは言っておく。衝撃の手記という宣伝文句は当であった。事件については報道でなされている以上のいわば秘密の暴露はまったくないし、著者が関与したとされる疑惑は華麗にスルーされているので、なぜSTAPの騒動が起こったのかまったくわからないからだ。一方、宴席で泥酔しているうちにアメリカへの留学が決まったワンダーな経緯や、執拗に繰り返される共

    小保方晴子「あの日」を読みました。 - Everything you've ever Dreamed
    gento
    gento 2016/01/29
    "なぜSTAPの騒動が起こったのかまったくわからない" "どうでもいいところへの注力は白眉と言えるだろう。" "「言い訳言い訳きっつー涙言い訳言い訳言い訳きっつー涙笹井先生頑張ります若山のヤロー許せない」にす
  • イェスパー・ユール『しかめっ面にさせるゲームは成功する』書評 - 9bit

    イェスパー・ユール『しかめっ面にさせるゲームは成功する: 悔しさをモチベーションに変えるゲームデザイン』(Bスプラウト訳、ボーンデジタル、2015)の見をご恵投いただいたので、レビューします。 原著は、Jesper Juul, The Art of Failure: An Essay on the Pain of Playing Video Games(MIT Press, 2013)で、MIT Pressの「Playful Thinking」シリーズの一冊。このシリーズは、ゲームや遊びに関するユニークな議論をコンパクトなサイズで出すというコンセプトらしい。内容と文体からして、研究書と一般書の中間くらいの雰囲気がある。個人的にもこのシリーズには注目している。 ユールの著作の邦訳が出版されるのは初めてだ。人文系ゲーム研究の格的な研究書の邦訳も初めてと言えるかもしれない。ゲームデザインの

    イェスパー・ユール『しかめっ面にさせるゲームは成功する』書評 - 9bit
  • 東京市長永田秀次郎、関東大震災後の名演説「市民諸君に告ぐ」 | Kousyoublog

    大正十二年(一九二三)九月一日に帝都東京を襲った関東大震災の半年後、新たな東京を作るための区画整理の認可が降り、大正十三年三月二七日、整理地区が告示された。その発表とともに、東京市長(東京府知事が現在の東京都知事にあたり、その下で東京十五区を統括する立場にあたる)永田秀次郎は「市民諸君に告ぐ」と題した演説を行った。 「市民諸君に告ぐ」 市民諸君 我々東京市民は今やいよいよ区画整理の実行にとりかからなければならぬ時となりました。 第一に我々が考えなければならぬことは、この事業は実に我々市民自身がなさなければならぬ事業であります。決して他人の仕事でもなく、また政府に打ち任せて知らぬふりをしているべき仕事ではない。それ故にこの事業ばかりは我々はこれを他人の仕事として、苦情をいったり批評をしたりしてはいられませぬ。 我々は何としても昨年九月の大震火災によって受けた苦痛を忘れることは出来ない。父母兄

    東京市長永田秀次郎、関東大震災後の名演説「市民諸君に告ぐ」 | Kousyoublog
  • 読書猿ブログはこの一冊から始まった:『知的トレーニングの技術』復活を知らせ再び強く勧める

    何度か書いていることだけど、このブログの記事の多くは、この書物の自家製増補改訂として書いたものだ。 増補改訂なので、このに書いてあることは一応前提だけれど、容易に手に入るではなかったから、実のところ、こので学んだことをほとんどそのまま記事にしたことも多い。 というのも、自分の読み方・書き方、いくらかでも身についた学び考えるための手わざは、このを通して(少なくともきっかけとして)身につけたものだからだ。 このブログで紹介するいろんな〈方法〉がどれも、効果はあるかもしれないが実際のところ面倒くさい「自分の手を動かせ」方式なのも、このにルーツがある。 他にも、いくつかの幸福な出会いは、こののコーディネートによるものである。 たとえば幸田露伴を、擬古典主義の大家としてではなく、私淑に値する知のクラフトマンとして知ることができたのもこのを通じてだった。 徹底して具体的な(つまり読み手が

    読書猿ブログはこの一冊から始まった:『知的トレーニングの技術』復活を知らせ再び強く勧める
  • 【読書感想】「メジャー」を生み出す ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「メジャー」を生みだす マーケティングを超えるクリエイターたち (oneテーマ21) 作者: 堀田純司出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2014/12/09メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 「メジャー」を生みだす マーケティングを超えるクリエイターたち 角川oneテーマ21 作者: 堀田純司出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2014/12/10メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 内容紹介 “若く、普通の人々"を相手にしなければならないエンタメ業界の「メジャー」市場。そこで闘い続ける、優れた創作者の体内で実践されている「マーケティング」は深い!プロの時代観をベストセラー編集者が徹底取材! この新書、著者が、現在を代表する「メジャーな」クリエイターたちにインタビューしたものをまと

    【読書感想】「メジャー」を生み出す ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    gento
    gento 2015/07/07
    " この本を読んでいると、いまのクリエイターって、「批判されにくいように逆鱗を避ける用心深さ、繊細さ」と、「それでも批判されたときに、致命傷を受けないだけの打たれ強さ」を兼ね備えていなければならず、大
  • 『How to Write a Lot: A Practical Guide to Productive Academic Writing』書評篇 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    Paul J. Silvia (2007年刊行,American Psychological Association , Washington DC, xii+149 pp., ISBN:9781591477433 [pbk] → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2015 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 研究者がとにかく「たくさん書く」ための心得集 書はアカデミック・ライティングのための “心の初期化” の指南書である.研究者や学生が「たくさん書く」ためにはどうすればいいかについて,心理学者である著者は具体的な実例を挙げつつその心理学的な根拠とともに論じている.気で「書く気」のある研究者にとっては,けっしてまたいで通るわけにはいかない.もの書きがいささか不調なそこのアナタ,このをしっかり読んですぐ実践しましょう.

    『How to Write a Lot: A Practical Guide to Productive Academic Writing』書評篇 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
    gento
    gento 2015/03/25
    "本書の内容は【時間確保】【計画厳守】【弁解無用】という三つのスローガン,そして【細分目標】【公開加圧】【拙速主義】という三つのモットーに凝縮できる." > 【弁解無用】 Oh... > 【拙速主義】 あくまで個人的な経
  • 「武具の日本史 正倉院遺品から洋式火器まで」近藤 好和 著

    『「武具」とは、戦闘の道具である攻撃具と防御具を総称した歴史用語である。』(P12) 近代以降、攻撃具の劇的な発達によって防御具が衰退し、攻撃具が『個人使用の小型の攻撃具』であるところの「武器」と『大型かつ大規模な攻撃具』であるところの「兵器」と呼ばれるようになっていく。ただし元々は「武器」も「兵器」も用例は少ないものの防御具を含む歴史用語ではあったそうだ。その、前近代までの日の武具の歴史をコンパクトにまとめた一冊。 まず、武具には儀仗と兵仗がある。儀仗は儀式用・神具で兵仗は実戦用となる。書で説明されるのは後者の兵仗の方だ。攻撃具は「弓箭(ゆみや)」「鉄炮」などの飛び道具と「刀剣」「長柄」などの衝撃具に大別され、防御具は「甲(よろい)」と「冑(かぶと)」に大別され、他に「小具足」と「盾」がある。さらに古代の「刀」は「たち」、中世以降は「かたな」となるし、直刀か彎刀かで直刀は「大刀」彎刀

    「武具の日本史 正倉院遺品から洋式火器まで」近藤 好和 著
    gento
    gento 2015/03/22
    "まず、武具には儀仗と兵仗がある。儀仗は儀式用・神具で兵仗は実戦用となる。本書で説明されるのは後者の兵仗の方だ。"
  • 「河内源氏 – 頼朝を生んだ武士本流」元木 泰雄 著

    鎌倉幕府を開いた源頼朝に至る河内源氏七代の系譜を丁寧に描いた一冊。 頼朝以降将軍三代も含め源氏の足跡には確かにロマンを感じる。歴史的にも、それこそ数百年に渡って人びとは源氏歴代にロマンチシズムとヒロイズムと憧れと権力の正当性、さらには素朴な信仰心までも仮託して、半ば神話化しつつ語り継いできた。そういう源氏に対する思い入れの強さ、存在の大きさから、頼朝以前の河内源氏の活動は鎌倉幕府草創に至る、貴族政権に対抗して武家政権樹立を目指した大きな流れとして解釈されがちだったが、中世史研究が進むにつれてそのような従来の源氏評価は大きく変わってきた。武士と貴族は対立する存在ではなく、武士は王権の下に結集し、武士と貴族とがともに支配者として民衆の上に立つ。 王朝の権威を背景とする軍事貴族としての姿と、公的権威から逸脱しつつ自身の力量で道を切り開く自力救済に基づく姿とが武士を動かす原理であり、王朝権威と自力

    「河内源氏 – 頼朝を生んだ武士本流」元木 泰雄 著
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  • 「なぜあの人はあやまちを認めないのか」キャロル・タヴリス&エリオット・アロンソン 著 | Kousyoublog

    失言や判断ミスを言い繕う政治家、不正を隠蔽する官僚、予言が外れたときのカルト教団の教祖、論文捏造がばれたときの科学者、憎みあう民族、親子でい違う子供の頃の虐待の記憶、離婚直前の夫とまで世界は過ちを認めない人で溢れている。書では、様々な例を元に認知的不協和と自己正当化のプロセスを解き明かしていくことで、人はなぜあやまちを認めないのかを描いていく。 なぜあの人はあやまちを認めないのか posted with amazlet at 14.12.10 エリオット・アロンソン キャロル・タヴリス 河出書房新社 売り上げランキング: 504,614 Amazon.co.jpで詳細を見る 1950年代、アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって「認知的不協和」と名付けられた理論はその後の研究で人の心を捉える有力な理論として確立していった。 『認知的不協和は、心理的に相容れないふたつの認知事

    「なぜあの人はあやまちを認めないのか」キャロル・タヴリス&エリオット・アロンソン 著 | Kousyoublog
  • 「中世武士の城 (歴史文化ライブラリー)」齋藤 慎一 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    戦国時代の城として一般的に思い浮かべられる、壮麗な天守、堅固な石垣、張り巡らされた水掘・・・などの城の姿は実は江戸時代のものだ。天守も石垣もなく、水掘ではなく空堀で、土塁や地形を利用して削られた斜面、河川などに守られ、一時的ではなく恒常的に武士が住まう施設としての要害が戦国時代に一般的な城の姿ではある。しかし、この城もその登場は十五世紀半ば頃からのことで、地域や状況によって多種多様な姿を取る。 では「中世武士の城」とはどのようなものであったか、書では主に東国の様々な城の姿から、特に武士たちが拠とした城について、十六世紀に格化した要害としての城以前、十三世紀から十五世紀末頃までの城の一つのモデル化が試みられており、中世の城を理解したい人には格好の一冊となっている。 書で描かれる中世武士の城について、戦時体制を前提とした恒常的な城館の登場は十五世紀中頃で、それ以前は、平時から戦時に移

    「中世武士の城 (歴史文化ライブラリー)」齋藤 慎一 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
    gento
    gento 2014/11/29
    政治というか風土というか、本当にそれぞれ違う「国」があって、それぞれに求める/求められるモデルだったんだろうなァ。
  • ファミコンより前のゲーム機いくつ知ってる? 『任天堂コンプリートガイド-玩具編-』

    主婦の友インフォス情報社は12月5日、『任天堂コンプリートガイド-玩具編-』(山崎功)を発売する。価格は2300円(税別)。 同書では、任天堂が1983年に発売したゲーム機「ファミコン」よりも以前の製品を、撮り下ろしの写真付きで解説。インターネット上で検索しても名前すら出てこないような商品や、約120万個を売り上げた1966年発売「ウルトラハンド」、男女の愛情度を測ることができる「ラブテスター」、国内初のプラスチック製トランプ、「ゲーム&ウオッチ」といった人気玩具をはじめ、一般にはほとんど知られていない簡易コピー機やマーキングペンといった実用品までも収録。多数のコラムや任天堂の歴史が分かる読み物も掲載している。 任天堂コンプリートガイド-玩具編- 第1章「かるたとトランプ」 第2章「玩具とゲーム」 第3章「ボードゲーム」 第4章「エレクトロニクス玩具」 第5章「実用品」 第6章「テレビゲー

    ファミコンより前のゲーム機いくつ知ってる? 『任天堂コンプリートガイド-玩具編-』
  • 同人誌『みんなのインスト』 – Table Games in the World

    インスト(ボードゲームのルール説明)がうまくできないという悩みは、たくさんの愛好者が抱えているようだ。ルールを間違えてつまらないゲームになってしまった、説明が不足していて後から「聞いてないよ」と言われた、時間をかけすぎて退屈されてしまった、ちゃんと説明したつもりなのによく呑み込めてもらえない・・・ そんな悩みに応えるが『みんなのインスト』である。20名もの愛好者が、自分の理想や実践を書き綴っている。これだけ多いと内容も多岐にわたり、完全なボードゲーム初心者や子どもからゲーマーまで、人狼から『アンドールの伝説』まで、TPOやゲームに応じて参照できるようになっている。 私も「インスト論」「インスト論2」という2を寄稿させて頂いた。前者はゲームマーケット2014春で頒布された小冊子を収録したもので、アメリカドイツ、日で心がけられていることを比較したのち、禁断の「ルールその場読み」に言及す

    同人誌『みんなのインスト』 – Table Games in the World
  • n11books.com

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    gento
    gento 2014/09/25
    "本作は、多くの小説がそうであるように「記憶」がテーマになっています。記憶は、いわゆる記録と違って、忘れ去れてしまうもの。あるいは、客観的にわからない心理的な歪みによって、真実から離れていってしまうも
  • 聞き手を話に引き込む「フリ」と「オチ」の使いこなし方 | ライフハッカー・ジャパン

    元放送作家である著者が、話に「オチ」をつけられるようになるためのパターンを紹介しているのが『話に「オチ」をつける技術―伝わり方が劇的に変わる6つの話術』(山田周平著、こう書房)。元放送作家で「オチ」とくれば、「笑いをとる」ことを勧めているのではないかと思いたくもなりますが、決してそうではありません。 ビジネス・恋愛・生活、どんな場面でも、まとまりのある「オチのある会話」をする能力は必要不可欠なものです。これがあるかないかで、相手に与えるあなたの印象は大きく変わってきてしまいます。(「はじめに」より) つまり、聞き手に「つまらない」と感じさせず、まとまりのある話をすることが大切だということ。著者は、「できる人の話には『オチ』がある」と主張しています。きょうは基的な考え方がまとめられた序章「『オチ』のある話って何? 『話術』で人生は大きく変わる!」に焦点を当ててみたいと思います。 「笑える話

    聞き手を話に引き込む「フリ」と「オチ」の使いこなし方 | ライフハッカー・ジャパン
    gento
    gento 2014/09/11
    "つまり、聞き手に「つまらない」と感じさせず、まとまりのある話をすることが大切だということ。著者は、「できる人の話には『オチ』がある」と主張しています。きょうは基本的な考え方がまとめられた序章「『オチ
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    gento
    gento 2014/09/10
    "我々70年代前半生まれは、20代、30代は注目されず、40代になって初めて世の中でちょっとだけ何かができるようになったかなと自信が出てきたと思ったら、すぐに老害行きという気もします。"
  • 「東シナ海文化圏 東の<地中海>の民俗世界」野村 伸一 著

    中国沿海部、台湾、琉球を初めとした南西諸島、九州、対馬、朝鮮半島に取り囲まれた東シナ海一帯地域に共通する民俗文化の全体像を描いた。 長江下流域から江南地域では古くから文明が栄え、各地に人の移動が盛んであったが、呉(紀元前585年頃?~紀元前473年)、越(紀元前600年頃?~紀元前334年)両国の滅亡によって、その移動が加速し、呉越文化として総称される様々な文化が東シナ海一帯に伝播、呉越文化を基層としつつ各地で独自の発展を遂げた。中国・朝鮮・琉球から九州さらには日列島各地に至る周辺地域では呉越文化と共通する非常に良く似た民俗・風習・信仰・文化がみられる。 第一に稲作と収穫後の祭祀、第二に造船技術や船に関する習俗と漁撈習俗、第三に文身(入れ墨)の習俗と入れ墨の模様として使われることが多い花への信仰、第四に蛇崇拝、第五に蛇崇拝の発展・姿態変容としての龍信仰、第六に二度に渡る葬礼で特徴的な複

    「東シナ海文化圏 東の<地中海>の民俗世界」野村 伸一 著
    gento
    gento 2014/09/08
    "中国沿海部、台湾、琉球を初めとした南西諸島、九州、対馬、朝鮮半島に取り囲まれた東シナ海一帯地域に共通する民俗文化の全体像を描いた本。"
  • 【読書感想】私がデビューしたころ (ミステリ作家51人の始まり) ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    私がデビューしたころ (ミステリ作家51人の始まり) 作者: 東京創元社編集部出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2014/06/28メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 作家のデビューは、時に小説以上にドラマティックである。「ミステリーズ!」の好評連載に書き下ろしを加えた、豪華執筆陣全51名のエッセイ集。作家を志したきっかけや、新人賞受賞までの道のりなど、デビューまでの波瀾万丈の逸話と作家であり続けるための創作論を、デビュー年順に贈る。51のエピソードで読み解く、戦後日ミステリ史! 二段組みで字が多いし、知らない作家さんも多いし、全部読み切れるかな……などと思いながら読み始めましたが、なんだか読んでいるうちに、「みんなそれぞれの事情や戦略、そして、めぐりあわせみたいなものがあって、作家になったんだなあ」なんて、しんみりしてし

    【読書感想】私がデビューしたころ (ミステリ作家51人の始まり) ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 『魚で始まる世界史 ニシンとタラとヨーロッパ』越智敏之 ヨーロッパの歴史における魚の役割についてまとめられた良書

    ヨーロッパの歴史と魚の関わりを、 人々が「どんな魚をべていたのか?」 その魚は「誰が、どこで取っていたのか?」 そして、獲った魚は「どのように加工されて流通していたのか?」 以上の3つの視点でまとめたものが主な内容になります。 現代日で、世界中を繋げた物流ネットワークと、冷蔵庫のある暮らしをしているとついつい忘れがちでありますが、人類200万年の歴史のほとんどで、我らがご先祖様は「歩いて1日」の距離にあるものを、ある時だけべておりました。 それ以上の距離を大量に、そして日常的に運ぶのはあまり現実的でなく、またべ物を長期間保存するのも、技術的に困難であったからです。 じゃあ、その「歩いて1日」にい物なかったらどーすんだ、飢えて死ぬのか、というと、その通りであります。それゆえ、飢えて死なないために人類は親戚筋である他のお猿さんと同様に、一カ所に留まらずに昨日はあっち、今日はここ、明日

    gento
    gento 2014/08/21
    どこぞの魚人が喜びそうな本である。今度薦めとこう(笑)