星雲賞は日本で最も歴史があるSF関連の賞で、毎年開催される日本SF大会の参加者によるファン投票で受賞作が決定される。2009年星雲賞各部門の受賞作は、去る7月4日と5日に開催された第48回日本SF大会において発表された。 2009年星雲賞のコミック部門にノミネートされていたのは「トライガン・マキシマム」のほか、梶尾真治原作の鶴田謙二「おもいでエマノン」、遠藤浩輝「EDEN ~It's an Endless World!~」、筒井康隆原作の清原なつの「家族八景」、大石まさる「水惑星年代記」シリーズ、大井昌和「女王蟻」、とり・みき「ロボ道楽の逆襲」。 内藤は星雲賞受賞について自らのブログで喜びと感謝を表すとともに、「身が引き締まる思いです。星雲賞に恥じない作り手で居続けるため、今後も精一杯の研鑽を積んでゆくことを誓います」とコメントしている。