HPEは2024年2月から「HPE VM Essentials」と「HPE Private Cloud AI」の日本市場での提供をスタートさせた。2024年に買収したMorpheusの技術を生かし、製品体系改定の影響が大きかったVMwareユーザーの移行ニーズに応える。両製品は今後、「HPE Private Cloud」からも提供する。 「VMware問題」の影響が大きい企業のニーズを拾う VM Essentialsは、KVMをベースとしたVMware互換ハイパーバイザーだ。価格は未定だが、日本ヒューレット・パッカードの小川大地氏(ハイブリッドソリューションズ事業統括本部 GreenLakeビジネス本部 ビジネス開発部 部長)は「従来のVMwareライセンス体系のコアユーザー層のIT予算で賄えるレベルに抑えた」としている。
