朝日.comの次の記事は、注目に値する。 死刑執行「無実だった可能性も」 米テキサスで調査紛糾 04年に死刑が執行された米テキサス州の元死刑囚の男性について、無罪だった可能性を指摘する報告書が相次いでいる。しかし、法廷の過ちを調査する州の委員会が開かれようとした矢先に、州知事がメンバー4人を相次いで退任させる事態に。死刑大国の米国でも、「無実の死刑」が公式に認められたことはないとされており、有数の「死刑州」のテキサスが紛糾している。 この記事で取り上げられているイノセンス・プロジェクトは、以下の本が必読である。 上記記事の問題は、テキサス州のペリー知事が冤罪を調査して暴く直前の委員会メンバーを、任期が来たからといって交代させ、後任者は調査を無期限延期にするという、露骨な調査潰しをした点にある。 来るべき選挙で再選されるまで、不利な事実は潰そうということのようだ。 選挙とは異なるが、不利な事