【読売新聞】 NHKのラジオ国際放送などの中国語ニュースで、外部スタッフだった中国籍の男性が沖縄県の尖閣諸島を「中国の領土」などと原稿にない発言をした問題で、男性が発言前に読み上げた靖国神社での落書き事件のニュースでも、「『軍国主義
【ソウル=豊浦潤一】韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が1日に行った「3・1独立運動」式典の演説は、いわゆる従軍慰安婦問題を重視する指導者として、元慰安婦の証言内容を検証するとしている安倍政権への警戒感を明確に示す内容となった。 朴大統領は、「過ちを認めることができない指導者」との表現で安倍首相に批判の矢を向け、「過去の歴史を否定すればするほどみじめになり、窮地に追い込まれる」と語った。 安倍首相との日韓首脳会談が一度も開かれない中、朴大統領は2月中旬に訪韓したケリー米国務長官からオバマ米大統領の4月下旬の訪韓までの対日関係改善を求められていた。 それでも朴大統領としては、安倍政権が元慰安婦に対して前向きな措置を取り、村山、河野談話の継承を明言すると約束しない限り、首脳会談の開催は困難との立場を示した形だ。日韓関係の悪化の原因を作ったのは日本側であり、米国の「けんか両成敗」による仲裁を拒否した
8月30日に放送されたTBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」の中で、司会のみのもんたさんが隣に立つ女性アナウンサーの腰付近に手を伸ばし、女性アナがその手を振り払ったような映像が流れていたことがわかった。 映像が流れたのは、番組終了間際の午前8時29分ごろ。CMが終わり、女性アナが原稿を手にニュースを読み上げようとしていた。TBS広報部は「セクハラ行為があったとは認識していないが、紛らわしい行為だったため、今後このようなことがないよう番組担当者に口頭で注意した」としている。
麻生副総理は29日、都内で開かれた講演会で憲法改正について、「狂騒、狂乱の中で決めてほしくない。落ち着いた世論の上に成し遂げるべきものだ」と述べた。 その上で、ドイツでかつて、最も民主的と言われたワイマール憲法下でヒトラー政権が誕生したことを挙げ、「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか。(国民が)騒がないで、納得して変わっている。喧騒(けんそう)の中で決めないでほしい」と語った。
静岡県で2010年までの9年間に9人の女性に乱暴してけがをさせたなどとして、強姦(ごうかん)致傷罪などに問われ、1審・静岡地裁沼津支部の裁判員裁判で懲役計50年の判決を受けた無職小沢貴司被告(35)について、東京高裁(八木正一裁判長)は27日、1審を支持し、被告側の控訴を棄却する判決を言い渡した。 小沢被告は09年3月に窃盗罪の有罪判決(懲役1年、執行猶予4年)が確定していた。刑法の規定で、確定判決前の01~08年の5件の犯行は懲役24年、確定判決後に起こした09~10年の4件の犯行は懲役26年とされた。 控訴審で被告側は、「有期刑の上限の30年をはるかに超える刑は重すぎる」などと主張したが、八木裁判長は「性犯罪に厳しい判決が出ている近年の量刑の動向を踏まえると、50年の懲役刑がかけ離れて重いとは言えない」と述べた。
息子や孫を装って金をだまし取る振り込め詐欺について、愛知県警が被害者にアンケートした結果、約8割が「振り込め詐欺に遭わない自信があった」と回答していたことが分かった。 県警はアンケートで得られた当時の被害者の心理を踏まえて、詳細な手口を周知し、被害防止を図る。 昨年1年間に県警が認知した被害の件数は275件、総額は4億6422万円に上る。県警は対策に生かすため、昨年4~9月、被害者173人にアンケートを依頼し、50~70歳代の男性14人と女性74人の計88人から回答を得た。被害に遭わない自信があったと答えたのは70人だった。 犯人から電話があった時に、息子や孫など本人であることを疑わなかった理由(複数回答)としては「心配になったから」が45人、「『急いで』と言われて慌てた」が33人、「息子や孫の言うことに間違いはないと思った」が18人だった。また、38人が電話の声に「いつもと違う」と感じな
福島第一原発事故による放射能汚染地図をいち早く作製したことで知られる早川由紀夫・群馬大教授(55)(火山学)が、簡易投稿サイト「ツイッター」に、福島県の農家をオウム真理教信者にたとえる書き込みをしたなどとして、同大は7日付で訓告処分にした。 同大によると、問題になったのは「セシウムまみれの水田で毒米つくる行為も、サリンつくったオウム信者と同じことをしてる」「福島の農家が私を殺そうとしている」などの書き込み。6月以降、再三注意したが改善されなかったという。 早川教授は8日、記者会見を開き、「放射能の危険性を多くの人に迅速に伝えるために、あえて過激にした。処分は学問の自由を奪う行為で、大学の自殺」と批判した。 同大の堀川光久総務部長は「研究成果とは言えず、言論統制ではない。大学にも多数の苦情が来ている」とし、改善されない場合は懲戒処分も検討するとしている。 JA福島中央会の橋本正典総務部長は「
自転車と歩行者が絡む事故が増えていることを受け、京都府警は12月から、信号無視や飲酒運転など悪質な七つの違反について、警察官が見つければ、その場で刑事処分の対象となる交通切符(赤切符)を切る方針を決めた。 古い町並みが残る京都は幅の狭い歩道が多く、事態悪化に歯止めをかけるには摘発強化が必要と判断した。自転車の違反では、まず指導や警告を行い、改まらない場合に摘発するのが一般的だが、一律に「即摘発」の姿勢で臨むのは、全国で初めてという。 府警関係者によると、摘発対象となるのは、〈1〉信号無視〈2〉飲酒運転〈3〉一時不停止〈4〉2人乗り〈5〉無灯火〈6〉通行禁止違反〈7〉(ブレーキがない競技用自転車・ピストなどの)制動装置不良。 京都府警ではこれまで、警告や指導に従わない悪質なケースを対象に摘発。件数は昨年が4件で、今年も3件にとどまっている。 しかし、自転車と歩行者の事故は全国的に増加。京都府
石川県内在住のイスラム教徒らでつくる「石川ムスリム協会」が中心となり、金沢市内で進めている県内初のモスク建設計画が、地元町会の反発で難航している。 既に土地を取得し、着工段階を迎えた協会側は、9月下旬に地元説明会を開いて理解を求めたが、町会側は「イスラム教になじみがない」などと、計画反対を訴える声が多いといい、異文化理解の難しさをうかがわせている。 同協会は、金沢大の留学生を中心に約100人が所属しており、出身は東南アジアや中東などさまざま。 普段は集まって礼拝するほか、解体の仕方に宗教上の決まりがある肉類の調達、ラマダン(断食月)明けの祭りなどを行っている。現在は礼拝に市内のアパートの1室を使っており、毎晩10人程度が参加するが、手狭で集会を開くのも難しいという。 富山、福井など近県にモスクが建つ中、同協会も3年ほど前から計画。中古車輸出業者が多い富山県などに比べ、留学生中心の石川県は資
九州電力の「やらせメール」問題に関する第三者委員会の調査結果で、またも驚くべき事実が判明した。 2005年のプルサーマル発電を巡る佐賀県主催の公開討論会で、県と九電が事前に進行を打ち合わせ、九電社員が農家になりすまして発言するなど巧妙な世論操作の実態が浮かび上がった。 ◆周到な準備◆ 討論会は05年12月25日、佐賀県唐津市のホテルで開かれた。科学ジャーナリストをコーディネーターに、推進派と慎重派の学者ら6人がパネリストとして参加した。 第三者委の調査結果によると、九電は討論会を成功させるため、県に対する全面的な協力体制を敷いた。事前の県との打ち合わせで質問者の配置を決め、議事録にまとめていたという。 3連休の最終日で、クリスマス当日だったこともあり、来場者が少なくなることを懸念し、社員らを徹底して勧誘。その結果、約700人で埋まった会場の半数を九電関係者が占めた。 6ブロックに分けられた
東京都足立区や杉並区で都内最高齢者とされる男女の所在不明などが発覚したことをきっかけに、各自治体が100歳以上のお年寄りの安否確認に追われている。 高齢化が急速に進行する一方、個人情報保護の流れなどが行政の壁となっており、長寿社会への早急な対応が迫られている。 ◆情報を総動員◆ 「医療保険でも介護保険でも、区が持っている情報を可能な限り利用した」 今年度中に100歳以上になる315人の安否確認調査の結果発表を終え、杉並区幹部は説明した。 同区では、都内最高齢とされた古谷ふささんが所在不明であることが発覚したばかり。だが、古谷さんについては、それまでお祝い品を受け取るかの文書を郵送していただけだった。今回の調査は、7月末に足立区で戸籍上は111歳の男性の白骨遺体が見つかったことを受けたものだが、杉並区では担当者を増員し、持てる情報を総動員してわずか1週間で終わらせた。 個人情報でもある医療保
発表によると、那須容疑者は4月から5月にかけ、宮崎市内のアルバイト女性(27)の軽乗用車に、「好きだ」などと書いたメモを数回挟んだ疑い。 那須容疑者は数年前から、女性の以前の勤務先に客として訪れていた。メモは女性の勤務先や自宅などで挟んだという。
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