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(福井新聞) プラスチック射出成形金型製造の前澤金型(本社福井県鯖江市石田上町、前澤利子社長)など同市内の眼鏡関連企業が国立情報学研究所の越前功教授らと連携し、意図しないカメラへの映り込みによるプライバシー侵害から身を守る眼鏡「プライバシーバイザー」の開発を進めている。人物特定につながるカメラの「顔検出」機能をブロックする仕組みで、3Dプリンターを活用して試作品を手掛けた。夏までに商品化を目指し、情報セキュリティー先進地の欧米を中心に販売展開する方針。商標登録は済ませており、海外特許も出願している。 越前教授によると、カメラ付き携帯端末の普及で、交流サイトのフェイスブックには全世界で一日約3億5千万枚の写真が投稿されている。こうしたサイトでは通行人らが偶然映り込むケースもあり、画像管理ソフトなどに搭載されている「顔認識」システムを使うと、個人の特徴を識別して人物を特定することができる。欧
日本のアンディ・ウォーホル的政治の危うさ 2010年9月3日(金)08:00 (フィナンシャル・タイムズ 2010年9月1日初出 翻訳gooニュース) アジア編集長デビッド・ピリング かつてアンディ・ウォーホルは、いずれは誰もが15分間だけなら有名になれるだろうと予言した。日本人は今やそれよりもっと平等なシステムを構築しつつある。日本では誰もが15分間だけなら総理大臣になれるのだ。確かにこのシステムはいまだ発展途上だ。菅直人はなんと3カ月も首相の座にしがみついているのだし。しかしひょっとすれば小沢一郎は今月中にも党の代表線で菅を破るだろう。そうすれば日本は「15分」の目標にさらに近づくことになる。 ここら辺で真面目な話をするとして、日本ではバブル崩壊から20年の間に14人もの総理大臣が交替している。同時期のイタリアの実に倍だ。小泉純一郎が2006年に退任して以来、日本の指導者の在任期間は平
年賀状の「違法販売」続出!? 特商法改正で日本郵政迷走 2009年12月15日(火)08:40 「法律を守ればノルマをこなせないし、ノルマをこなせば法律は守れない。早く郵政を摘発してくれれば(ノルマがなくなって)楽になれるのに」 首都圏で郵便配達を担当する日本郵便社員が「郵政を摘発してほしい」と言うのだから穏やかな話ではない。 この社員に課された年賀ハガキの今期ノルマは6000枚。ほかに「イベントゆうパック」(配達にゆうパックを用いる食品や名産品のカタログ販売)のノルマも年間70個ある。 昨年までは郵便配達先で「年賀状とゆうパックはいかがですか」と声をかけたり、郵便受けにチラシを入れるなどして、青息吐息でノルマを消化してきた。 ところが、12月から改正施行された特定商取引法によって、その手が安易に使えなくなってしまったのだ。 特商法改正によって、年賀ハガキやゆうパック販売は、郵便
■本日の言葉「object to」(文句を言う、反対する)■ 肩の力を抜いたゆるい「暇ダネ」の英語をご紹介するこの金曜コラム、今週は女性美の基準という、いわば永遠のテーマについてです。適度に丸い方がいいのか、すっきりスリムな方がいいのか。「パリ・モードの帝王」がこのほど「丸い女など見たくない」と前者をバッサリ切って捨てる発言をしたことから、またしても物議が。(gooニュース 加藤祐子) ○トップモデルさえ着られない細い服 映画「ココ・アヴァン・シャネル」を先日観たせいもあって目についたニュースです。複数報道によると「シャネル」のデザインを手がけるカール・ラガーフェルドが「ファッションは夢と幻想の世界だ。丸い女なんて誰も見たくない」「ポテトチップの袋を抱えてテレビの前にどーんと座ってる、太ったお母さんたちが、やせたモデルは醜いと文句を言ってるんだ」と発言。12日付英ガーディアン紙の見出しは「
NHKオンデマンドとBeeTVに「頭痛の種」 2009年9月4日(金)12:00 「放送と通信の融合」の未来に、映像著作権を囲い込むプロダクションの「エゴ」が立ちはだかる。 ◇ やはり、大きな壁に突きあたった。NHKが放映した番組をいつでも好きな時に高速ネット回線を通じて視聴できる――という触れ込みの有料サービス「NHKオンデマンド」。放送と通信を融合させる試みの一つだが、制約がありすぎて視聴できる番組が限定され、「オンデマンド」が羊頭狗肉になりかねない。 昨年12月にサービスを開始したNHKオンデマンドの二本柱は、放送から10日以内に会員が視聴できる「見逃し番組」と、過去の番組のアーカイブから希望する番組を好きな時に楽しめる「特選ライブラリー」。面倒な録画の手間が省けることもあって、7月にはパソコン経由の登録会員数が10万件を突破した(ケーブルテレビ経由は未公表)。目標の「3年間で登録3
「日本にとって素晴らしい日」 2009年9月1日(火)10:50 (フィナンシャル・タイムズ 2009年8月31日初出 翻訳gooニュース) 東京=アジア編集長デビッド・ピリング 日本にとって素晴らしい日だ――。かつて公務員だったその人は嬉しそうに、そして少しいたずらっぽいまなざしでそう言った。「これで日本もやっと、台湾や韓国なみになったということだ」と。 台湾や韓国のように日本の有権者も、ひとつの政治集団から別の集団に、権力を平和的に移動させたのだから。これは1955年以来、初めてのこと。8月30日の総選挙で日本の民主党は地滑り的勝利を収め、中国共産党に匹敵するほど権力を長く独占していた自民党の覇権的支配をついに打倒した。 すでに退官した某公務員氏の発言は、ほかの日本人を穏やかに挑発しようとしてのものだ。というのも日本人のほとんどは、東アジアでもっとも政治的に成熟している大人
■本日の言葉「timid」(臆病な)■ 英語メディアが日本をどう伝えているかご紹介するこの水曜コラム、今週は裁判員制度の開始についてです。陪審制度を当然のものと思っている(だろう)英国人の記事からは、「これでやっとあるべき形になった」と納得している様子さえうかがえますし、中には「これでやっと、日本の臆病な市民たちが自分の意見をもつようになる」という耳の痛い論調も。(goo ニュース 加藤祐子) ○12人の怒れる男ならぬ「6人+3人」の優しい日本人 陪審制度の教科書とも言える米映画「12人の怒れる男」があまりに大好きな三谷幸喜さんが書いた「12人の優しい日本人」を初めて観たとき、「本当にこんな時代が日本に来るのかな、来てほしいな」と強く思いました。「まっとうな市民社会、民主国家というのはこういうもの」という刷り込みを子どものころにされたからかもしれません。なので、12人ならぬ6人の裁判員と3
メイド・イン・ジャパンにあらず、日本の製造業いずこへ――フィナンシャル・タイムズ(1) 2009年7月24日(金)09:00 (フィナンシャル・タイムズ 2009年7月20日初出 翻訳gooニュース) 東京=ロビン・ハーディング、ジョナサン・ソーブル 東京から約1時間の郊外にある海辺の町では、缶のようなサイズの建物が何列も並んでいる。建物の中ではエメラルドグリーンの機械が、工業部品としてもっとも基本的な、鉄の輪っかを次々と作り出している。機械の軸を支えて、ローラーやボールが回る、ドーナツ状のものだ。 藤沢市の日本精工(NSK)工場が作り出すベアリングは、500年前にレオナルド・ダ・ビンチがスケッチしたプロトタイプによく似ているかもしれないが、研究開発には相当の予算をつぎ込んできた最先端のものだ。年間の研究予算は100億円で、同社はたとえば機械油の調合を研究する化学者チームを抱えてい
貯蓄率急落の先にある悲劇:伊藤元重(NIRA理事長、東京大学教授) 2009年7月23日(木)08:00 日本の家計部門の貯蓄率が急速に低くなっていることを知っているだろうか。OECDのエコノミック・アウトルックの付属統計表の数字で見ると、1990年代の初めには15%もあった日本の家計部門の貯蓄率は、2007年には3%前後まで下がっている。大変な下がりようである。米国の家計部門の貯蓄率が低いということがよく話題になるが、場合によっては日本の貯蓄率のほうが米国よりも低くなる可能性もありうる、と指摘するエコノミストもいる。 日本の貯蓄率は国際的に見ても高いほうであると考えている人が意外と多いようだが、家計部門で見るかぎり、日本の水準は世界的に見ても非常に低い水準となっている。こうした動きは将来の日本経済の姿を考えるうえでも非常に重要なポイントとなるのだ。 そもそも、なぜ日本の貯蓄率はこんな
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