2号機の温度計故障問題などへの見解を語る高橋所長=20日午前(代表撮影) 福島第一原発の高橋毅所長は20日、原発の公開に合わせて記者団のインタビューに応じた。放射性物質で汚染された水の流出防止を最重要課題とし、対策に取り組む考えを強調した。 -原子炉の現状は。 「安定していると思っている。冷却を続け、原子炉から出る熱も小さくなっている。設備が多重となり、故障が出ても対応できる」 -故障した温度計以外は壊れないか。 「残りが故障しないとは言い切れない。燃料の中の状態は必ずしもよく分からない。格納容器の圧力、注水量などを総合的に評価する」 -4号機の使用済み核燃料をどう取り出すのか。 「がれきを撤去し、プール上の構造物を片付ける。その上で燃料を取り出す。現在は準備段階。いつ取り出すかは明確に申し上げられない」 -今の課題は。 「燃料の冷却のため、汚染水を処理して使っている。課題は放射性物質を含
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