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日本に関するgurivoのブックマーク (84)

  • 津波とセネカ、そしてサムライの倫理  JBpress(日本ビジネスプレス)

    釜石の丘の上からは、この町の有名な防波堤を一望することができる。3年前に完成したばかりのこの堤防は、最深63メートルという世界一の水深を誇り、1200億円という巨費を投じて作られたものだ。それが今では壊れてしまっている。 眺めの良いこの場所からは、防波堤が壊れた結果も容易に見渡すことができる。3月11日の大地震が引き起こした壊滅的な津波により、町の大半が流されてしまったのだ。 こうした光景を見ていると、釜石(そして、海岸線を南に下ったところにある、地震で損傷した原子力発電所の危機)の教訓は、科学技術で自然を飼いならそうとする人間の努力が無駄であり、逆効果でもあるということだと結論づけたくなるかもしれない。 紙(フィナンシャル・タイムズ)の読者投稿欄に今週書かれていたように、古代ローマ時代のストア派哲学者であるセネカは2000年近く前に、死は自然なことであり、死を恐れることこそが最大の問題

  • 日本の美点と難点を引き出した大災害  JBpress(日本ビジネスプレス)

    3月11日に日の東北地方を破壊した地震と津波は、この国の最悪の特徴の一端を露呈するとともに、いくつかの最良の美点を見せつけた。 マイナス面では、今回の自然災害は、多くの日人が数十年前から不信感を抱いてきた原子力発電産業の欠陥を容赦なく暴いた。その際に、技術的な思い上がりと、社会・経済問題に対する解決策としての建設信奉がもたらす高い代償を浮き彫りにした。 これは、故・田中角栄元首相が1970年代に「日列島改造」を政府の目標に据える前から、政策決定における強力な要素となっていたものだ。 脆く崩れた東京電力の主張 損傷した福島第一原子力発電所で次第にエスカレートする危機は、地震活動が活発な日で原子炉を安全に運転できるという東京電力の主張(子供を対象とした展示館を含め、カネのかかる宣伝活動でこの主張を裏づけようとしてきた)を台無しにした。 11日の巨大地震とそれが解き放った巨大津波は紛れも

  • 日本の大惨事:自然の逆襲  JBpress(日本ビジネスプレス)

    は地震、津波、原発事故という多重災害に見舞われた(岩手県陸前高田市で行方不明者の捜索にあたる自衛隊員)〔AFPBB News〕 東北地方に位置する岩手県の太平洋沿岸から浅い川を5キロほど上流にさかのぼったところに、町の残骸が横たわっている。 まるでマッチ棒のように見える押し潰された木造家屋が、沼地のような荒れ地一面に散乱している。紫色の自動車が1台、半分泥に埋まっている。瓦礫の山の高さは2メートルにも上る。 よく目を凝らしてみて初めて、そこがもともと町ではなかったことが分かる。少なくとも、町はそこにはなかった。もとは水田だったのである。 家屋や店舗、自動車、そして人々は、谷を下流に行った場所に存在していた。しかし、町は押し流されて消滅。その残骸が谷を上った水田にたどり着いた。そこが津波の最高到達点だった。これが物質的に残った陸前高田市のすべてだ。 津波に飲まれて消えた町 かつて捕鯨の町

  • 世界中の雑誌が「震災」を表紙で取り上げました « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    表紙担当の南です。 5月号では海外メディアが東北関東大震災をどう報じたか、を特集しました。お読みいただければ、世界中のメディアが日に対してあたたかいエールを送ってくれていること、日が必ず復活すると...表紙担当の南です。 5月号では海外メディアが東北関東大震災をどう報じたか、を特集しました。お読みいただければ、世界中のメディアが日に対してあたたかいエールを送ってくれていること、日が必ず復活すると確信していることがわかると思います。 先日、英「インディペンデント」紙が「がんばれ、日。がんばれ、東北。」という日語でのエールを一面に掲載したことが、日のメディアでも報じられました。同紙はその後も、別冊の表紙に「根性」という文字を大きく掲載しています。 日の新聞同様、海外の新聞も被災地の写真を大きく掲載するのが一般的なので、同紙の一面は確かに異色でした。私も最初に見たときは新聞

  • 震災でわかった日米の競争力格差

    部品がない 日が止まると世界にこんな工場が増える(写真は2010年、業績悪化で閉鎖されたGMの工場) Rebecca Cook-Reuters 津波と原発事故が複合した日の震災の深刻さが明らかになる中、90年代にアメリカが日に経済的に勝利したという考えもまた、実際には神話に過ぎなかったことが明らかになりつつある。 ボルボは今週、日製のナビゲーションとエアコンの在庫が10日分しか残っておらず、工場が操業停止になる可能性があることを明らかにした。ゼネラル・モーターズ(GM)は先週、シボレーコロラドやGMCキャニオンを組み立てているルイジアナ州シェリーブポートの従業員数923人の工場を、日製の部品が不足しているために閉鎖すると発表した。 アーカンソー州マリオンでは、ピックアップトラックのタンドラなどトヨタ車の後部車軸を作っている日野自動車の製造工場が、日から輸入されるギアなどの部品が

  • ついに真打ち登場、ウクライナの超巨大輸送機「アントノフ An-225ムリーヤ」が日本にやってくることが決定

    先日、ロシアからの支援の一環として巨大輸送ヘリ「Mi-26」がやって来ることをお伝えしましたが、その際「アイツは来ないの?」と話題になっていたのが世界で最も荷物が積める旧ソ連の超巨人機「アントノフ An-225ムリーヤ」。長らく登場が待たれていましたが東北地方太平洋地震の復興のための支援物資を満載して、いよいよ来日するようです。 今回ムリヤをチャーターしたエアーパートナーズ社のフランス事務所によると、フランスからの支援物資145トンを運ぶため、成田空港に飛来するということです。ムリヤを所有するアントノフ・エアラインズの広報担当者は「我々アントノフと日はビジネスを通じて深い関係にある。皆さんの、被災された方への心痛を我々も共有したい。An-225は復興にきっと役立つだろう」とコメントしています。 アントノフ An-225ムリーヤは元々ソ連版スペースシャトル「ブラン」を輸送するために設計され

    ついに真打ち登場、ウクライナの超巨大輸送機「アントノフ An-225ムリーヤ」が日本にやってくることが決定
  • 「日本の核危機」は収束するのか | WIRED VISION

    前の記事 福島原発:制御の苦闘 「日の核危機」は収束するのか 2011年3月24日 環境 コメント: トラックバック (0) フィード環境 John Timmer 米国内では、長らく原子力発電所の新設が避けられていたが、米エネルギー省は最近、向こう数十年のうちに、米国内に複数の原発を新設するよう奨励する方向で動いてきた。化石燃料の使用量を抑制することを目的としたほとんどの計画において、原子力発電は大きな役割を果たしている。 しかし、日の福島第一原子力発電所での一連の事象が長引くにつれ、米国内世論にも大きな影響を及ぼすことは間違いないだろう。というより、今回の事象によって初めて、われわれの社会がこれまでほとんど無視してきた問題に関する議論に火がつくことになりそうだ。しかし、そこから得られる教訓は、現時点で受け入れるにはいささか厳しいものだ。 ある意味でいえば、福島の原発は、設計が古い割に

  • 悲劇を増幅させた同質社会と官僚体質【前編】

    極限状態 すべてを失っても忍耐と礼節の精神を保ち続ける日人(岩手県大槌町、3月21日) Aly Song-Reuters 東京からアメリカに帰国したばかりの立場として、さらに日のメディア報道をフォローし、日にいる多くの友人や情報源から話を聞いた立場として、私は日を襲った今回の危機が、この国の素晴らしさと欠点の両面を映し出していると断言できる。 問題は、日がこの危機をうまく利用して、強みを維持しつつ、システムを再構築できるかどうかだ。 言葉を失うほどの悲劇に襲われても、日人と日社会が忍耐と勇気、譲り合いと礼節の精神を失わない点は見事だ。世界各地の多くの危機と違って、略奪も暴動も小競り合いも起きなかった。人々はわずかな料や物資をすすんで分け合い、長い列を作り、信号が消えた道路や突然の停電、時間厳守が当然だった鉄道や地下鉄、バスの不規則な運行状況に冷静に対処している。 これは、極

  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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  • DHMO (Dihydrogen Monoxide) に反対しよう

    DHMOとは DHMO (Dihydrogen Monoxide) は水酸の一種であり、無色、無臭、無味の化学物質です。比較的古くから工業活動に使用されていましたが、産業の巨大化や軍事技術の発展に歩調を併せるかのように、その使用量は増加してきています。 DHMOは、毎年無数の人々を死に至らしめています。報告される死亡例の多くは、偶然液体状のDHMOを吸い込んだことによるものですが、危険はそれに留まりません。カナダの医学病院において、固形状態のDHMOに接触すると身体組織に激しい損傷を来たすことが実験で確認されています。又、DHMOの吸収が発汗、多尿、腹部膨満感、嘔気、嘔吐、電解質異常などを引き起こすことも臨床的に確認されています。 アメリカの国立衛生研究所のレポートには、末期癌患者から採取した癌細胞には多くのDHMOが含まれているという事実が(さりげなく)記されています。癌の研究者にとって

  • 英エコノミスト誌のブログ「日本と自然災害の経済学」 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    翻訳担当の阿部です。 今回の地震と津波で被災された方々に謹んでお見舞いを申し上げます。また現場で救助、復旧、その支援などの活動に従事されている方々の努力に心からの敬意と感謝を申し上げます。 一日も早い...翻訳担当の阿部です。 今回の地震と津波で被災された方々に謹んでお見舞いを申し上げます。また現場で救助、復旧、その支援などの活動に従事されている方々の努力に心からの敬意と感謝を申し上げます。 一日も早い被災地の復興を心より祈っております。 地震、津波、火山の噴火、台風、ハリケーンといった自然災害は経済にどのような打撃を与え、どのような影響を及ぼすのでしょうか? 復興計画はどのように進めるべきなのでしょうか? 経済学には、こうした事柄を研究する「自然災害の経済学」という分野があるそうです。英エコノミスト誌のブログが「日と自然災害の経済学」というエントリーで、自然災害の経済学を紹介し

  • 日本の奇跡は終わっていない  JBpress(日本ビジネスプレス)

    で起きた地震と津波を伝える映像の中で、最も筆者の心に焼きついたイメージは、自然のひどい破壊力を示す壮絶な映像ではなかった。 もちろん、自然の破壊力はその規模と戦慄において驚異的だった。10メートルの波が猛り狂った獣のように岸に打ち寄せ、車や船、家(中には燃えている家もあった)が丸ごと激しい泥水に放り込まれていく映像をすぐに忘れる人はいないだろう。 また、津波の後に静まり返った陸前高田のイメージをすぐに頭から消し去る人もいないだろう。海辺にあるこの町では、木造の住宅がマッチ棒のように砕け散り、溺れた人々の墓場となっている。 しかし、筆者の頭に一番長く残るだろう2つのイメージは、それよりずっと小さな出来事だ。 大地震でも献身的な行動 1つ目は、マグニチュード9.0の地震がその破壊力を解き放った瞬間のスーパーの様子を捉えた映像だ。商品がきれいに積み上げられた棚が揺れ始めた時、店員たちは慌てて

  • 頼れるどころか、もはや「有害」な日本の震災報道 信頼に足る情報を探し求めて分かったこと | JBpress (ジェイビープレス)

    3月17日午前0時40分。今、この原稿を東京の自宅で書いている。3月11日金曜日午後2時46分(東日大震災発生)以来、この国がもう後戻りのできない別の時代に入ってしまったことを刻一刻感じている。 マグニチュード9.0の巨大地震。大津波。原子力発電所事故。どれ1つとっても「国難」級のクライシスが3つ、束になってやって来たのだ。これ以上深刻な危機は「戦争」か「大規模テロ」ぐらいしか思い浮かばない。 今後の日歴史は「3.11以前」と「3.11以降」に分類されるだろう。そういう意味で「2011年」は、「1868年」(明治維新)「1945年」(敗戦)に続く日の現代史の分岐点になるだろう。 私は新幹線に乗って関西に逃げるべきなのか? 日のマスメディアや報道を観察している私にとっては、これは歴史的な好機である。新聞、テレビ、インターネットなどマスメディアを「最も過酷な条件にさらした場合の実績デ

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  • 米国人には理解不能、大地震でも治安が揺るがない日本 | JBpress (ジェイビープレス)

    の大地震について、米国では大手の新聞もテレビも大々的な報道を展開している。政府の動きを見ても、オバマ大統領以下、クリントン国務長官らが次々に日への激励や支援の意向などを表明した。民間でも各界で日への救済や支援の動きが出てきた。 しかし、こうした米国側の広範な反応の中で私が特に興味を引かれたのは、史上稀にみるほどの無惨な被害に遭った日国民の冷静さや沈着ぶりを、驚くべきことのように伝える米国側の報道だった。 これほどの被害に遭いながらも、なお日人はパニックには陥らず、秩序を保ち、礼儀さえ保って、お互いを助け合っている、というのだ。これは日人から見れば当然とも言える状態である。だが米国では、まるで異様なことのように報じられ、礼賛されている。日米の文化の違い、社会の相違とでも言えるだろうか。 「略奪のような行為は驚くほど皆無なのです」 まず、CNNテレビCNNのサイト)の12日夜の

    米国人には理解不能、大地震でも治安が揺るがない日本 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 日本は大地震の試練を乗り越えられる  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2011年3月16日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 「語り得ないことについては、沈黙するほかない」。哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインはこう述べて、言葉の限界を示した。筆者も自然の猛威に襲われた人々の痛みと不安について書くつもりはない。 それでも、地震が日および世界全体に与える影響を評価する必要はある。ユーロ圏の改革について論じる予定だった記事を延期して、この問題について書くことにした。 日国民はうまく対処していく、試されるのは政治家 これほどの悲劇に慣れさせられた文明があるとすれば、それは日社会である。日の国民はうまく対処していく。それは間違いないように思える。 より大きな疑問は、今回の悲劇からもっと建設的な何かが生まれるかどうか、だ。 論争を繰り返す政治家たちが、今、試されている。彼らは果たして、国の結束ムードを保てるのだろうか? できるとしたら、それを利用して、日

  • 「日本、がんばって!」と世界が励ます

    東北大地震から5日。被災地から刻々と届けられる情報には、いたたまれないほど胸が痛む。国際政治、特に中東情勢を専門にしていると、こういうとき何も役に立たない自分が情けないばかりだ。被災された方々には、心からお悔やみを申し上げたい。 そのようななかで、地震発生直後から各国の研究者、日留学経験者たちからひっきりなしに送られてくる励まし、お見舞いのメールを読むと、気持ちが支えられる。去年まで東京に留学していたイラク人の学生は、何度も何度も繋がらない私の携帯電話に、バグダードから国際電話をくれた。日で研修した経験を持つバグダード大学の先生は、地震発生からわずか数時間で安否を問うメールをくれ、「東京は大丈夫」と返信すると、次々にイラク各地から「よかった、よかった」と、激励のメールが届いた。戦争中の劣化ウラン弾の傷跡も消えず、今でも一日数時間しか電気がなく、いつ爆破事件に巻き込まれるかわからないイラ

    「日本、がんばって!」と世界が励ます
  • CNN.co.jp:震災下でも「文化に根ざす規律」 東京滞在の米学者

    (CNN) 略奪行為も、料を奪い合う住民の姿もみられない。震災下の日で守られる規律は、地域社会への責任を何より重んじる文化のたまものか――。東京に滞在している米コロンビア大学の日研究者は、大地震への日人の対応をこう評価した。 同大ドナルド・キーン日文化センター所長のグレゴリー・フルーグフェルダー氏は会議のため来日し、11日の地震発生時は東京の国会図書館内にいた。「図書館は閉館を1時間半遅らせた。通常のスケジュールが変更されるのは非常に珍しいことで、災害の規模の大きさがうかがえた」と振り返る。 深夜になって地下鉄が運転を再開した時、きちんと列を作って待つ人々の姿に感銘を受けたという。「普段から社会的秩序と規律が守られているため、日人は習慣通りの行動を容易に続けられるのだろう」と、フルーグフェルダー氏は話す。日文化の根底にある共同体意識は、災害のストレス下で平時よりさらに強く働い

  • 米国と中国が共に日本を支援している | WIRED VISION

    前の記事 福島原発からの放射能放出は数カ月続く 米国と中国が共に日を支援している 2011年3月17日 国際情勢 コメント: トラックバック (0) フィード国際情勢 Adam Rawnsley Photo: Defense.gov 地震、津波、核災害によって日が協力を必要とするなか、米国と中国はこれまでのこの地域において生じていた不和を横に置いて、軍や緊急救援チームの派遣などで、日の回復を支援している。 中国の国境付近で行なわれた米韓の軍事演習を巡る確執や、国境の位置を巡る日中の論争によって、日米は中国との緊張が高まっていた。 しかし、3月11日(日時間)に発生した地震以降、緊張は協力に取って代わられ、日の最も密接な同盟国と、日の最大のライバル国である2国は、そろって援助を始めている。 今のところ、太平洋を挟んだ両大国は、日で共同の救援活動を開始してはいない。しかし、両国

    gurivo
    gurivo 2011/03/17
    世界平和の礎となれば…か…
  • じいさん 「また再建しましょう」 : ニュー速VIPブログ(`・ω・´)

  • サーチナ-searchina.net

    2020-08-20 05:12 日のママには、「中国のママが羨ましい」と思う点があるらしい=中国メディア 中国のポータルサイトに、しばしば中国のネット上で話題になる日の「弁当文化」について「日の母親が中国の母親を羨ましがっている」とする記事が掲載された。(イメー・・・・