鳥取の連続不審死で、強盗殺人容疑で逮捕された元スナック従業員、上田美由紀容疑者(36)が、水死した電器店経営、円山秀樹さん=当時(57)=から購入した家電製品を直後に転売していたことが30日、鳥取署捜査本部の調べで分かった。円山さんは殺害される直前、上田容疑者に何度も督促しており、捜査本部は上田容疑者が追い詰められ、犯行に及んだとみている。 捜査本部によると、上田容疑者は昨年8月18日から9月2日にかけて、円山さんから洗濯機やテレビなど家電製品計12点を123万円で購入。この直後、同居の男(46)=窃盗罪などで起訴=と鳥取市内のリサイクル店で転売した。 円山さんの遺族らによると、上田容疑者と男は6回にわたり円山さんから家電を購入したが、代金140万円余りが未払いだった。2人は督促に応じず、円山さんは10月に入ってから上田容疑者の携帯電話に9回、男の携帯電話にも3回電話していた。上田容疑者の
鳥取の連続不審死で、死亡した男性らと接点のある元スナック従業員の女(36)=詐欺罪で起訴=が、昨年10月に鳥取市内の川で水死した電器店経営、円山秀樹さん=当時(57)=を殺害した疑いが強まったとして、鳥取県警は27日、殺人容疑で女の逮捕状を取り、28日にも再逮捕する方針を固めた。女の周辺で6人の男性が相次いで不審死した事件は重大局面を迎える。 別の詐欺事件の共犯として起訴された同居の男(46)について、県警は関与の有無を特定するのが困難として殺人容疑での立件を見送る方針で、女が単独で円山さんを殺害したと断定。鳥取署に捜査本部を設置する。 捜査関係者によると、女は円山さんの殺害について関与を否定しているが、事件当日の女の行動を詳細に説明した男の供述は、円山さんの車のカーナビの走行記録と照合しても矛盾はなかったという。 県警は、円山さん殺害事件の捜査終了後、昨年4月に同県北栄町沖の日本海で水死
鳥取県の連続不審死で、詐欺容疑で逮捕された元スナック従業員の女(35)が、不審死への関与が疑われていることについて「私は殺していない」などと接見した弁護人に話していたことが13日、分かった。 弁護人によると、連続不審死を報じる新聞記事を読み、女は驚いた様子を見せたという。 女の周辺では、女と接点のある男性6人が死亡し、うち鳥取市内の川で遺体で見つかった円山秀樹さん(57)ら3人の遺体からは、睡眠導入剤と風邪薬が同じ組み合わせで検出されている。
鳥取県の男性連続不審死で、変死した男性6人のうち少なくとも4人が、元スナック従業員の女(35)=詐欺容疑で逮捕=が鳥取市の繁華街・弥生町の店で働いていた時期に接点を持っていたことが、関係者の話でわかった。県警もこうした情報を把握しており、男性と女の関係などについて調べている。 女が働いていたスナックの女性経営者らによると、女は99年ごろには弥生町で働いていたという。複数の店で働き、経営者の店では05年11月〜07年12月に働いていた。 女が弥生町で働いていた間に接点があった変死者は、04年5月に列車にひかれて死んだ読売新聞記者の男性(当時42)▽女やその子どもたちと一時同居し、07年8月に鳥取市沖でおぼれたのが原因で死亡した警備員古田新一さん(同27)▽08年2月に県内の山中で首をつって死んだ警察官の男性▽女の家の隣に住み、10月27日に鳥取市のアパートの自室で死んでいるのが見つかった
鳥取の連続不審死事件で、詐欺容疑で逮捕された元スナック従業員の女(35)が今月2日の逮捕前、鳥取市郊外に1100万円の自宅を購入しようとしていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。 女は今春ごろから同居の男(46)=別の詐欺容疑で逮捕=と新品の家電製品や農機具の転売を繰り返していたことも判明。県警は自宅の購入資金を捻出(ねんしゆつ)する目的で「取り込み詐欺」を繰り返したとみているが、3人の男性が不審死した時期とも重なることから関心を示している。 女が訪れた不動産会社によると、女は今年10月20日ごろ、鳥取市郊外にある中古物件について担当者に問い合わせ、同居の男と知人男性の3人で物件を見学。女は「1千万円は手元にある。残りは銀行か親から借りて用意する」と伝え、契約日を10月27日に指定した。 担当者は諸費用なども含めた見積もり金額を提示するなど準備したが、女は直前になって「夫が入院し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く