処女厨についての話し合いは基本的に無駄である。 なぜかというと、「存在しないもの」について語っているからだ。 それこそ、林医師の出番が必要な世界なのである。 現実には厳密な意味で処女厨は存在しない。 厳密な意味とは「処女でなければ人を愛せない」という人のことだ。 そういうことは不可能なのだ。そういう風に装うことができても、だ。 愛してしまった後に、非処女であることがわかって愛を失うなんてのは論外だ。 そんなのは処女厨でも何でもない。最初から相手を愛していなかっただけのヘタレというのだ。 ヘタレごときに、わざわざ「処女厨」などという言葉を与えて議論してやること自体時間の無駄である。 それでもあえてここで取り上げるなら、世間にいる「処女厨もどき」というのは、 現実を知らずにそう思い込んでいるだけのぼうやである。 処女であることに多少高めの「点数」をつけたり、 処女でない人間を「便器」などと呼ぶ