このニュースは、ニコニコ超会議3・超ユーザー記者の92akiさんからの寄稿です。 ◆◆◆ 人間とコンピュータが戦う、将棋電王戦。 第3回から「電王手くん」というマシーンがコンピュータ側の指し手をつとめ、駒を動かしている。 その電王手くんが3月29日の対局で、豊島将之七段がYSS(コンピュータ)に勝利したことにより、「投了」の動作を初披露した。 この投了の動作だが礼儀正しく、みていても清々しい動きだった。 ■投了動作 ・YSS(開発者の山下さん)が投了した後、ゆっくりと駒台に本体を置く。 ・本体を駒台から豊島七段の正面へ向き直し、ゆっくりと一礼。 ・素早く待機状態に戻る。 これだけの動作だが、礼儀正しくする箇所はゆっくりと、それ以外は素早くというきめ細やかさか。 こういうところが日本のロボット技術を象徴する動きである。 豊島七段が勝利したことにより人間側の1勝2敗となったわけだが、残りの2局