昔、とあるデータベース研究の偉い先生に、研究は上位レベルレイヤーか下位レベルレイヤーかどちらかに偏っている方が面白い、というような話を聞きました。とくにそれを意識していたわけではないのですが、最近の自分の興味がその言葉のとおり、一番上と一番下の両極端になってきているなと感じている山本です。 上位レベルレイヤーの方では情報アーキテクチャや情報デザインがとても気になっています。いわゆる REST 的な文脈のリソースモデリングに関ってくると考えているからです。そんな折に、社内のとあるUI系研究者の同僚から「ペルソナ/シナリオ法による商品・サービス開発」というセミナーがあるよ、と教えてもらいました。 プログラムを見ると、いつもブログを拝読している(でも情報量が多くてなかなか読みきれていない)千葉工業大学の山崎先生と DESIGN IT! w/LOVE の棚橋さんのご講演ではないですか。さっそく嬉々
Web担編集部では、今回、Web担当者Forumのサイト向けに実際にペルソナを作成してみたので、その様子をレポート形式でお届けする(ペルソナについて詳しくは「ウェブサイト向けペルソナを理解して、思いこみのユーザー像と決別しよう」を参照)。 結論からいうと、ペルソナ作りはWeb担当者にとって非常に役立つものであり、編集部のスタッフは、今回のペルソナ作りによって新しい発見と良い刺激を得ることができた。また、ペルソナ作成はしっかりとした方法論のもとに行う必要があり、経験のある人の助けを借りることは必須だということもわかった。 使えないペルソナで失敗した経験実はWeb担編集部では、最初にメディアの中心としてのウェブサイトWeb担当者Forumをスタートした2006年7月の時点で、一度ペルソナを作成していた。「台東区にある玩具などのメーカーに勤める三島啓介さん(32才)」というペルソナだ。しかし、そ
2008年8月23日(土)、ジュンク堂書店大阪本店にて、(株)はてなの伊藤直也氏によるトークセッションが開催された。今回のイベントは、『[24時間365日]サーバ/インフラを支える技術』(伊藤直也/勝見祐己/田中慎司/ひろせまさあき/安井真伸/横川和哉著、技術評論社)発刊に関連して、ジュンク堂書店大阪本店企画/主催で実現された。 はてな伊藤直也氏 私にとっての技術書、読書 今回のテーマは「私と技術書」。トーク中に「プログラミングは世界を変える(※注)」「ハッカーになりたい」、そんな率直な思いを言葉にした伊藤氏にとっての技術書とは、読書とは、いかなるものなのだろうか。 テーマは「私と技術書」 ※注) 伊藤氏は、小学校時代のパソピア7(東芝製パソコン)でのプログラミング体験に始まり、数々のソフトウェア、インターネットで世界が変わったその時期に高校/大学時代を過ごし、ユーザ数
システムエンジニア、プログラマーなどにおける過酷な労働条件を自嘲的に表現したもの。「土方」は差別用語及び放送禁止用語として扱われているため、使用の際には留意すること。 という意味だそうです。僕は研究者だけれど、プログラマでもあるので、プログラマが世間でこう呼ばれているのは非常に悲しいことです。プログラマというのは、本当はとても魅力的な仕事です。土方で甘んじているのは、きっと「プログラマ」として生きていないのだとも思います。(例えば、矢野勉さんのエントリにも挙げられているような状況の人達です) プログラムをデザインする、ということ プログラムの場合、通常の土木工事と比べて顕著に違うのが、一度作ったコードを「一から作り直さないようにデザインできる」ということ。たとえば、コマンドライン引数を処理するプログラムを一度作ると、それをクラスの形に整理して(OptionParserクラスなどと名づけて)
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