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ブックマーク / clip.kaseiken.info (8)

  • STAP細胞事件は博士号の価値を暴落させる - 科学・政策と社会ニュースクリップ

    いろいろな論点がある今回の問題ですが、深刻なのが、博士号とは何なのか、何をあらわしているのか、意味があるのか、という部分に疑問が呈されてしまったことです。 博士号なんて、コピペで取れるんだ、誰もチェックしないんだ… 多くの人達がそう思ったことと思います。それが、私は悔しくてたまりません。 何度か書いてきましたが、私は大学院時代の指導教官である浅島誠先生から、君は向いてないから別の道に行った方が良い、と言われ、博士号を取得せずに、大学院を中退し医学部に入り直しました。 自分の研究能力のなさという恥を晒すようで恐縮ですが、浅島先生は簡単に博士号を取らせてくれなかったわけです。クオリティコントロールは厳格でした。 正直恨んだこともあります。けれど、だからこそ、別の世界でがんばってやろうと奮起したし、早くから別の世界に行くことができたわけです。もしズルズルと研究を続けていたらと思うと、ぞっとします

    STAP細胞事件は博士号の価値を暴落させる - 科学・政策と社会ニュースクリップ
  • それでもあえて言う。安易に生命科学者を目指してはいけない - 科学・政策と社会ニュースクリップ

    理研発生再生研の研究者らの発表は、世界を驚かせました。 体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見−細胞外刺激による細胞ストレスが高効率に万能細胞を誘導− 細胞外からの強いストレスが多能性幹細胞を生み出す 私もかつて、浅島誠博士の研究室で発生生物学の研究をしていたこともあり、多少発生生物学の知識がありましたので、仰天するほどすごい成果だと思いました。あと、私自身筆頭著者の小保方晴子博士が卒業した早稲田大学理工学部応用化学科に一年間だけ通ったこともあり、その点でも刺激を受けました。まあ、あくまで個人的なことではありますが… なぜSTAP細胞は驚くべき発見なのか――STAP細胞が映し出すもの 八代嘉美 / 幹細胞生物学 筆頭著者の小保方晴子博士に関する報道が加熱し、小保方博士個人のプライベートや容姿などに関することが話題になっている点も議論になっています。 「デート」「ファッション好き

    それでもあえて言う。安易に生命科学者を目指してはいけない - 科学・政策と社会ニュースクリップ
  • コミュニケーションを担うのは誰か - 科学・政策と社会ニュースクリップ

    この欄でも何度もお伝えしてきたが、震災後サイエンス・コミュニケーションが問われている。 原発事故をどう解釈するか、放射線の人体への影響はどうなのか… こうした人々の「知りたい」という要望はまさに切実であり、今だにそれは大きな要望でもある。 こんな中、重要な役割を果たしたのが、個人でボランティアとして情報発信を続けた、物理学者を中心とする科学者の方々だ。 早野龍五氏のtwitterのフォロアーは2000人台から震災後に15万人に増えた。この他、野尻美保子氏、菊池誠氏、水野義之氏、伊東乾氏なども、フォロアーが万の単位に達している。 それはウェブ2.0時代を表すものかも知れない。Twitterのようなツールを使い、科学者や専門知識のある人が情報を発信し、それが市民に伝わる。組織というより身軽な個人だから、状況に即座に対応できたのかもしれない。 しかし、それを手放しで喜んでばかりもいられない。 野

    コミュニケーションを担うのは誰か - 科学・政策と社会ニュースクリップ
  • 科学者と技術者 - 科学・政策と社会ニュースクリップ

    今年は国勢調査の年だ。 国勢調査では職業も調査される。研究者も職業として認められている。 前回2005年の国勢調査の結果を少しみてみよう。 よく見ると、科学研究者と技術者が別項目になっているのが分かる。 専門的・技術的職業従事者の中に (1) 科学研究者 1 自然科学系研究者 2 人文・社会科学系研究者 (2) 技術者 3 農林水産業・技術者 4 金属製錬技術者 5 機械・航空機・造船技術者 6 電気・電子技術者 7 化学技術者 8 建築技術者 9 土木・測量技術者 10 システムエンジニア 11 プログラマー 12 その他の技術者 と分かれている。なお、別項目に39 大学教員があるので、大学所属の科学研究者はこちらに分類される。 科学研究者は148,460人、技術者は2,140,612人と、まったく数が違う。 科学研究者のうち、自然科学系研究者は142,485人、人文・社会科学系研究

    科学者と技術者 - 科学・政策と社会ニュースクリップ
    hiromark
    hiromark 2010/09/27
    本論とは関係ないんだけど、情報系ってシステムエンジニアとプログラマしかないの?
  • 公開質問状に対する民主党からの回答 - 科学・政策と社会ニュースクリップ

    民主党から以下のような回答をいただきましたので、ここに掲載させていただきます。 質問内容に関しては、こちらをご覧ください。 【2009年8月11日追記】 質問内容も同時に掲載したほうがよいとの意見がございましたので、以下修正させていただきました。 a)科学技術研究全般について 日の科学研究は1995年に制定された科学技術法、および5年ごとに策定される科学技術計画により重点分野が明確に示され、競争的資金が投入されるようになりました。 しかし一方で、応用研究と基礎科学の峻別がうまくなされておらず、巨大プロジェクトの実用化へのロードマップが不明確であったり、多様性を重視する基礎研究の基盤が弱体化するといった事態への懸念が聞かれます。 社会的イノベーションを目的とする応用研究と、知の多様性を確保するための基礎研究ではおのずとマネジメント方針が異なると考えられますが、この点に関して貴党の考

    公開質問状に対する民主党からの回答 - 科学・政策と社会ニュースクリップ
  • 博士は募集停止にすべき…衝撃の提言 - 科学・政策と社会ニュースクリップ

    職業としての大学教授 (中公叢書) 作者: 潮木守一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/10/11メディア: 単行購入: 2人 クリック: 66回この商品を含むブログ (16件) を見る 著名な教育学者、潮木氏がいうのだから、説得力がある。こういうことをいう人は多かったが、大学関係者から出たところが大きい。 とにかく引用する。 日の大学教員は我が身を守ることには懸命になるが、その後継者世代をどうやって確保するのかに対しては極めて冷淡で、その結果、博士課程は目下、いまだかつて経験したこともない危機的な状況に陥ってしまった。青春は二度と取り戻せない。ただちに博士課程の募集を一時停止してでも、全国の博士課程を持つ大学を中心に、さらには全大学を含めて、今後の大学教員育成の制度設計を見直す必要がある。 三〇歳まで「生業」につかなかった人間を受け入れる場などまったくない 現在の大学

    博士は募集停止にすべき…衝撃の提言 - 科学・政策と社会ニュースクリップ
    hiromark
    hiromark 2009/10/13
    読んでみたい。
  • 各党マニフェスト評価 - 科学・政策と社会ニュースクリップ

    深島守(NPO法人サイエンス・コミュニケーション) NPO法人サイエンス・コミュニケーションでは、過去3回の選挙に際し、マニフェスト比較を発表した。 2007年参院選 http://d.hatena.ne.jp/scicom/20070715/p1 2005年総選挙 http://scicom.jp/document/manifesto2005.html 2003年総選挙 http://scicom.jp/mailmag/manifesto2003.html 今回も各党の政策をながめてみたい。環境、医療政策も科学技術に密接に関わるが、今回は割愛させていただく。 まず、今回の選挙で感じるのは、ようやく科学技術が選挙の論点の一つになったということだ。 科学技術に深く関連する高等教育では、給費制奨学金や授業料免除が各党の政策に取り入れられた。以前は共産党を中心とするごく少数の政党の主張だっただけ

    各党マニフェスト評価 - 科学・政策と社会ニュースクリップ
  • 公開質問状に対する日本共産党の回答 - 科学・政策と社会ニュースクリップ

    以下回答をいただきましたので、掲載いたします。 a)科学技術研究全般について 日の科学研究は1995年に制定された科学技術法、および5年ごとに策定される科学技術計画により重点分野が明確に示され、競争的資金が投入されるようになりました。 しかし一方で、応用研究と基礎科学の峻別がうまくなされておらず、巨大プロジェクトの実用化へのロードマップが不明確であったり、多様性を重視する基礎研究の基盤が弱体化するといった事態への懸念が聞かれます。 社会的イノベーションを目的とする応用研究と、知の多様性を確保するための基礎研究ではおのずとマネジメント方針が異なると考えられますが、この点に関して貴党の考えをお聞かせください。 回答 科学、技術は、その多面的な発展をうながす見地から、研究の自由を保障し、長期的視野から基礎研究と応用研究のつりあいのとれた振興をはかってこそ、社会の進歩に貢献できます。とり

    公開質問状に対する日本共産党の回答 - 科学・政策と社会ニュースクリップ
    hiromark
    hiromark 2009/08/19
    あとで。
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