昨日、読者から「励まし」のお手紙をいただいた。私は先日FMラジオの「bayfm」に出演し、ある番組のなかでクーリエが主催している写真展『ディス・デイ「希望の一日』について話をした。手紙は私の話を聞いて早速、写真展に足を運んでくださった人からだった。手紙の中から一部を引用してご紹介したい。 「私は普段から写真の被写体が発するメッセージを感じることがとても好きです。今回の展示は、「HOPE」という切り口で写真がずらりと並んでおりましたが、一枚一枚に込められた希望の形がこれ程までに多種多様であることに私は深く感銘を受けました。なかでもステファン・デッポンさんの『志あるところに変革の可能性がある』というフレーズには私自身励まされました」(都内に住むNさん) 今回、世界79カ国132人のフォトグラファーに撮影を依頼するだけでも大変だったが、こんな時代に写真集を作るなんていうのも無謀だった(笑)。並行