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ブックマーク / sessai.cocolog-nifty.com (21)

  • 「国後」の仇を「尖閣」で討つ。 - 雪斎の随想録

    ■ 今度は、「メドベージェフ・ショック」である。 だが、実態としては、これは、「尖閣」のとき以上に、日に対するダメージは少ないはずである。 ロシアの大統領が自ら「実効支配」の下に置いている土地に出かけて行った。 それだけのことである。 「現実の支配」を続けている立場というのは、それほどまでに強いものなのである。 何がショックかといえば、ロシアが日のいうことに耳を貸さなかったということである。 要するに、「日の言うことなど聞く必要がない」と判断が、ロシア政府に働いたということである。 そのような判断を促したのは、民主党内閣の体たらくである、 日のメディアも、反応の仕方が奇妙である。 尖閣のときは、「怒っている日人」を余り報道しなかったのに、何故、今度は、流したのか。 それならば、何をするか。 馬渕沖縄・北方大臣には、尖閣に上陸してもらおう。続いて、菅総理にも…。 要するに、メドベー

    「国後」の仇を「尖閣」で討つ。 - 雪斎の随想録
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    hmmm 2010/11/03
  • 政権失速の裏で… - 雪斎の随想録

    ■ 在日外国人に地方参政権を与える動きがあったけれども、政府・中枢は、「もはや、それどころではない」といった風情であろう。 □ 小沢幹事長辞職を」67%、内閣支持42% 世論調査 朝日  2010年1月17日23時25分 朝日新聞社が16、17日に実施した全国世論調査(電話)によると、元秘書の石川知裕衆院議員らが逮捕された民主党の小沢一郎幹事長の政治資金問題で、小沢氏が責任をとって幹事長を辞職するべきだとの意見が67%にのぼった。鳩山内閣の支持率は42%と前回調査(12月19、20日)の48%から下がり、不支持の41%(前回34%)とほぼ並んだ。 小沢氏の辞職は必要ないとの答えは23%。「辞職するべきだ」は民主支持層でも51%と多数だった。政治資金問題をめぐる同氏のこれまでの対応に「納得できない」は88%と圧倒的で、民主支持層でも81%がそう答えた。 また、この問題で民主党に対する評価が「

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    hmmm 2010/01/18
  • 「自分で食えない国」の分際 - 雪斎の随想録

    ■ 日糧自給率は、現在、どの程度なのか。 大体、40パーセントである。 先進国中、豪州が240、フランスが130、米国・カナダが120前後という水準であるけれども、他の国々は100を割り込んでいる。それでも、ドイツが90、英国70という水準であるから、日に比べれば誠に高い水準である。 それならば、日は、自給できない60パーセント分を、どこから補っているのか。 全輸入量の2割強は米国だが、これに中国、オーストラリアが続く。 詳しく見ると、トウモロコシは9割強、大豆は7割、小麦は5割強が、米国からの輸入に頼った状態である。 雪斎の日頃の「親米派」言動には辟易する向きもあるらしい。 だが、「親米派」批判に走る人々に共通するのは、「自分が普段、べている料は、どこから来ているのか」ということを真面目に考えない態度であろう。料調達の面で、米国は、現在でも、日にとっては「気を遣わなけれ

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    hmmm 2009/11/08
  • 「保育ジジ・保育ババ」という選択肢 - 雪斎の随想録

    「保育ママ」という制度が東京都文京区にある。保育所といった施設の慢性的な不足の中、一般家庭に協力してもらって対応しようという制度である。確かに、狙いとしては上手いと思う。 文京区ホームページによると、次のような制度の概要である。 自宅の一部を育児室にして、就労などにより保育できない保護者に代わり乳幼児を保育する制度です。 家庭的な雰囲気の中で、お子さんの個性に合わせたきめ細かな保育を行うことが特徴です。育児相談など、一人の先輩ママとしてよき相談相手にもなっています。 生後5週間以上満3歳未満のお子さんを、一人の保育ママが3人までお預かりします。 文京区では、現在10人の保育ママが活躍しています。 募集要件 子どもが好きで、下記の条件を全て満たす方 1.文京区在住で満25歳から満60歳 2.保育士、教諭、助産師、保健師、看護師のいずれかの資格を有する 3.子育ての経験がある 4.子どもの保育

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    hmmm 2009/07/27
  • 民主党の「現実路線」の虚実 - 雪斎の随想録

    ■ 当然の対応である。 □ 民主が海賊対策に海自容認、外交で現実路線 7月23日3時3分配信 読売新聞 民主党は22日、衆院選政権公約(マニフェスト)の基となる2009年の政策集をまとめた。 政権獲得を視野に入れ、海賊対策のため自衛隊派遣を容認することを盛り込んだ。インド洋での海上自衛隊による給油活動の中止を明記せず、対米関係への配慮を強めるなど外交分野で現実路線を打ち出した。将来の消費税の税率引き上げにも含みを残したほか、給与所得控除に適用制限を設けるなどとしている。民主党は政策集の内容を絞り込み、月内に政権公約を発表する。 民主党は例年、党の部門会議の議論をもとに政策集を作成している。今年は衆院選があるため、鳩山代表らも加わり、政権公約と一体で作成した。 海賊対策では、一義的に海上保安庁の責務であり、同庁の体制整備を図るとした。その上で、「海上保安庁のみでは対応が困難な場合は、シビリア

    民主党の「現実路線」の虚実 - 雪斎の随想録
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    hmmm 2009/07/27
    "昔、細川・羽田政権、即ち非自民連立政権の「与党」のインサイダーだった雪斎"
  • 「敗北」を織り込む感覚 - 雪斎の随想録

    ■ 天皇陛下が朝にご不在の折に、解散できるのか。こういう話が出てくることに象徴されるように、日は、「立憲君主国家」である。 目下、天皇皇后両陛下は、カナダやハワイを訪問されているわけであるけれども、、その首席随員を務めているのは、福田康夫元総理である。大体、天皇皇后両陛下の外国御訪問の折には、首席随員を務めるのは、総理・外務大臣経験者が通例のようである。 ここで、ふと考える。民主党政権下、天皇皇后両陛下の外国御訪問が決ったら、誰が首席随員を務めることになるのであろうか。民主党に縁のある総理・外務大臣経験者というのは、一人しかいない。即ち、羽田孜元総理である。非自民という大きな枠で括れば、細川元総理と田中真紀子外相も入るのであろう。 今まで政権を担ったことがない政党が政権を運営するということは、こういうことを考えなければならないということである。どうするつもりなのであろうか。自民党政権の

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    hmmm 2009/07/22
    "自民党政権の「元総理」に頭を下げて協力を請うのであろうか。" それくらいするでしょう。で、「元総理」も都合つけば快諾、と。そうでないと。
  • 政治的な立場と人格 - 雪斎の随想録

    ■ 人々が、どのような政治上の立場を取るかということは、その人物の人格の反映である。下のような図表がある。これは、『現代政治学入門』(永井陽之助・篠原一共編、有斐閣))という歴とした政治学教科書に書かれていることである。 「強靭なな心性」 | | | | | | 「急進」---------「保守」 | | | | | | 「柔和な心性」 横軸は、物事を観察する視座である。これは説明を要しまい。 縦軸は、物事に対する姿勢である。「強靭な心性」とは、その成長過程で、様々な欲求の統御の術を上手く体得することが出来なかった人々に多い、故に、外部に対する姿勢は、非妥協的、攻撃的なものになる。「反共の闘士」とか「革命の志士」とかという類の人物は、このタイプに属する。他人を表立って馬鹿にしたり、罵倒するような言辞を吐く人々も、そうすることで不満を解消しようという心理の下にある点では、同じようなタイプであ

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    hmmm 2009/07/14
    "政治などは、「二流の仕事」でしかない。...「二流の仕事」にエキサイトし過ぎるのも気色悪い。...ワインを傾けながら、ブルックナーのシンフォニーを聴いていたほうが、人生は豊饒なものにならないであろうか。"
  • 「いいひと」と「無茶苦茶なひと」 - 雪斎の随想録

    ■ 忌野清志郎さんの訃報に接する。 ただし、雪斎は、ロック系の音楽は余り聴かない。 昔、TOKIOが出ていた番組で、無名のストリート・ミュージシャンに変装して、オーディションを受けていたの見たことがある。当然、オーディションを通過するのだが、あとで正体がばれて大騒ぎと相成る。横綱が序の口の土俵に上るようなものだから…。 その後、「君が代」をロックで歌うということをやる人物だと知った。 「無茶苦茶なひと」だと思った。 昭和40年代に活躍した奇人に、交楽龍弾という人物がいた。モヒカン刈りの風貌で、サイケデリックの前衛画家として知られた。歌手やパフォーマーとしても名を馳せた。ある意味では、「無茶苦茶な」人物である。ただし、元々は、石見浜田松平家の当主で、世が世なら子爵の待遇を得ていた人物である。 ところで、この奇人である交楽龍弾との交友を喜んでいたのが、時の宰相、佐藤栄作であった。「俺にも、こう

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    hmmm 2009/05/05
  • カワイイ kawaii - 雪斎の随想録

    ■ NHKが土曜深夜に放送しているプログラムに、「東京カワイイTV」というのがある。 「カワイイ」をキーコンセプトにして、特に女の子たちの流行を紹介する番組である。 白状するには気恥ずかしいけれども、雪斎は、割合、頻繁に視ているのである。 だが、こうした「カワイイ」の世界が、現代の日の「ソフトパワー」の一翼を担っているのであれば、その中身に少しは関心を払ってもいいであろう。麻生太郎総理も、中国ファッション雑誌の表紙を飾った「あゆ」や「香里菜」のことに言及していた。既に、こういう世界に触れておくことは、一つの「教養」にはなっているのである。 実際、次のような記事も配信されている。 □ 「カワイイ大使」にカリスマモデルら 若者ファッションを引っ張るカリスマモデルや女優ら3人が26日、外務省から「ポップカルチャー発信使(通称カワイイ大使)」に任命された。マンガなど日文化の最新の潮流を世界に

    カワイイ kawaii - 雪斎の随想録
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    hmmm 2009/04/28
    "とある筋から、「保守論壇の重鎮である英文学者W氏と独文学者N氏が雪斎を非難している」と伝えられた。"
  • 「セルフ・メイド・マン」の信条 - 雪斎の随想録

    ■ 暫く時間が空いた。異例のことであるけれども、芸能ネタで話を始める。 □ 嵐の二宮 脳性まひセールスマン演じる 2月1日9時56分配信 デイリースポーツ 嵐・二宮和也(25)が、TBS系のスペシャルドラマ「DOOR TO DOOR」(今春放送)に主演し、脳性まひによる障害を抱えながらもセールスマンとして活躍する青年を演じることが31日、分かった。二宮は、2006年3月放送の「少しは、恩返しができたかな」で難病と闘いながらも大学受験に挑む青年を、07年9月放送の「マラソン」で自閉症に負けずフルマラソンに挑戦した青年を熱演。今回が、感動ドラマ3部作の最終章となる。 ◇  ◇ シリーズ最終章となる「DOOR-」は、アメリカでの実話を基にしたベストセラー「Ten Things I Learned from Bill Porter」(邦題・きっと「イエス」と言ってもらえる)が原作。脳性まひのため、

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    hmmm 2009/02/19
    "雪斎は、本質的に人徳のない男であるので、...『白い巨塔』の「財前五郎」のキャラクターにしかなるまい。「障害者+財前五郎」…ドラマにするのが無理なキャラクターである。" 魅力的なキャラクターではないか。
  • 「構造改革」は未だ成らず。 - 雪斎の随想録

    ■ 小泉純一元郎総理が引退を表明した。 雪斎は、今でも、小泉「構造改革」路線の熱烈な支持者である。小泉「構造改革」路線の核は、「国家に依存し、寄生する精神」を退場させることにあった。そうしたことを説明するのに、「市場経済原理主義」云々という話は、意味はない。福沢諭吉が説いた「一身独立して一国独立す」の大義に忠実であったのが、小泉「構造改革」路線の性格である。雪斎は、「他人に依存する(させる)福祉」批判を言論の出発点にしていたので、その点では「独立自尊」教徒とはいえるかもしれない。小泉純一郎という政治家は、そうした雪斎の信条には適合していたのである。 ところで、民主党の政治標語は、「国民の生活が第一」である。だが、雪斎は、「国民の『生活』が第一」というのは、来は誤りであると思っている。語られるべきは、「国民の多様な『活動』が第一」なのではないか。人々は、自分の「活動」の機会を生かせればこそ

    「構造改革」は未だ成らず。 - 雪斎の随想録
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    hmmm 2008/09/29
    "小泉さんには、今後は、日本の芸術と世界の芸術をつなげる「活動」で、尽力していただきたいと思う。政治などというのは、所詮は、「二流の仕事」である。"
  • 「養成」の衰退 - 雪斎の随想録

    ■ ベルナルト・ハイティンクという指揮者がいる。長らくオランダのロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団の常任指揮者を務め、ボストン交響楽団やシュターツカペレ・ドレスデンのような名門オーケストラを振って、今はシカゴ交響楽団のシェフである。その中庸、堅実を旨とする指揮において、雪斎が最も好きな指揮者の一人である。 昨日も下の一枚を聴いた。 ● 「マーラー 交響曲第4番」 ところで、このハイティンクという指揮者は、前任のエドゥアルト・ファン・ベイヌムが若くして世を去ったために、三十歳の「若造」の立場でコンセルトへボウの常任指揮者を任された。そして、ハイティンクは、長い間、「凡庸」、「退屈」と評された。しかし、今は、現代最高の名匠の一人として数えられている。「若者には、機会を与え、長い目で見守る」。そうしたヨーロッパ流の人材養成の流儀がうまくいった事例である。 政治家の養成という営みも、似たようなとこ

    「養成」の衰退 - 雪斎の随想録
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    hmmm 2008/09/03
    "記述の後に「(苦笑)」などという言辞を付けて、論ずる対象の政治家を嘲っているものがある。...罵倒と嘲笑の色合いを持った政治評論は、政治評論としては最も低級の部類に属する。"
  • アフガニスタンの凶報 - 雪斎の随想録

    ■ アフガニスタンでNGOスタッフが殺害された一件は、まことに残念である。報道から垣間見る限りは、このスタッフは、「善意の日人」を体現しているところがある。現地住民には、「日人の善意」は明らかに伝わったはずである。だから、現地住民の手で葬儀が営まれることになったそうである。このスタッフにとっては、「男子の懐」であろう。 しかも、このスタッフは、五年余り現地に溶け込んで活動していた「歴戦の勇者」である。大した知識も装備も持たずイラクに乗り込んで結局、何もしなかった過日の「自称、ボランティア」とは質的に異なる、そして、農業技術指導おいうのは、相応の「特殊技術」である。要するに、こういうNGOは、「外交官ができないことを手がけている」のであるl。 現在の日は、何でも「国家」や「民族」という枠組に物事を収斂させて語る段階にある国家ではない。色々な人々の「さまざまな活動」が、全体として「日

    アフガニスタンの凶報 - 雪斎の随想録
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    hmmm 2008/08/29
    "かって、勝海舟は、「憂国の士が国を滅ぼす」と語った。...少なくとも、自称、「憂国の士」などよりは、落命したNGOスタッフの方が、日本人の「声望」を高からしめることに貢献したのは、確かであろうl。"
  • グルジア紛争を観察する。 - 雪斎の随想録

    ■ グルジア紛争が一転して停戦の方向に向かっている。二つのことを考える。 1、ロシア・フランス関係の隠れた意味 停戦に向けて目立った動きをしたのが、ニコラ・サルコジのフランスであったというのは、ロシアにとってのフランスの「縁」の濃さを感じさせる話である。 革命以前のロシアでは、貴族はフランス語を主に話したけれども、民衆はロシア語を話した。故に、成り上がり者は、フランス語を話せない限りは、成り上がり者でしかなかった。当時のヨーロッパでは、フランス語が「上流階級の共通語」であったという側面はあるけれども、それでも、ロシアの場合は、徹底されていたのである。 ジョージ・F・ケナンが著した『致命的な同盟』は、1891年の露仏同盟成立を扱っている。オットー・フォン・ビスマルクの対外政策の基線であった独露提携が崩れ、フランスとロシアの提携が成ったことが、後の第一次世界大戦勃発に続くという話である。19

    グルジア紛争を観察する。 - 雪斎の随想録
  • 告別の辞 - 雪斎の随想録

    ① ブログは「床屋政談」である。 雪斎は何故、ブログを始めたのかといえば、「床屋政談」に政治学者の立場で関わってみようと思ったからである。金融、医療、科学技術という分野ならば、専門外の人々が口を差し挟むのは、考えられないけれども、政治に関しては、そうした制約はない。それならば、「誰でも語りうる政治」の研究をを生活の糧としている政治学者が、世に関わる意味は何なのか。 昔、アーサー・フィードラーという名指揮者がいた。ボストン交響楽団を母体するボストン・ポップス・オーケストラの常任指揮者だった。ボストン・シンフォニーの演奏が、「正装」であるとすれば、ボストン・ポップスの演奏は、「着流し」のようなものである。要するに、クラシック音楽を敬遠しがちの普通の人々を相手にするには、「燕尾服」ではなく「普段着」で演奏しなければならないというのが、ボストン・ポップスの趣旨であり、フィードラーは、その趣旨で演奏

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    hmmm 2008/04/25
    ボストン・ポップスの役目。
  • ブログ運営停止のお知らせ - 雪斎の随想録

    ■ 日未明、「やってられないわ」という気分を表明したところであるけれども、段々、その気分が亢進したので、このブログの運営も潮時だなという想いも出てきた。 ということで、突然ではあるけれども、このブログの運営も相当な期間に渉り、停止することにする。 思えば、このブログの運営は、政治学者が世の「床屋政談」に付き合ってみるという趣旨で始めたものであったけれども、そうしたことにも、限界を感じている。誰か、雪斎のほかに、世の「床屋政談」に付き合おうとする政治学者がいれば、その活躍を期待するけれども、雪斎がその奇特な役割の一端を担いつづける必要もあるまい。 雪斎は、「永田町時代」から、仕えた愛知和男代議士の意向と無縁であることを強調しながら言論活動を続けてきたけれども、「永田町」から撤退して一年過ぎても、「永田町」とのつながりを云々する向きがあるのを知れば、「床屋」と「永田町」、あるいは「大学」を架

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    hmmm 2008/04/25
    残念。
  • 中国の「孤立」 - 雪斎の随想録

    ■ 中国も、「孤立」への道を驀進するのであろうか。 □ 中国で仏カルフールの不買運動、チベット問題が飛び火 4月15日15時46分配信 ロイター [北京 15日 ロイター] 中国のネットユーザーが、仏小売り大手カルフールの店舗での不買運動を呼び掛けている。チベット独立を訴えるグループをカルフールが支援しているというのが理由。 不買運動の推進者らは、カルフールがチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世にも資金面で援助しているとし、携帯電話のメッセージやインターネット上の掲示板を通じ、5月1日からカルフールで買い物をしないよう呼び掛けている。 カルフール現地法人からのコメントは今のところ得られていないが、15日付の新京報は、今回の不買運動について調査中だという同社スポークスマンのコメントを報じている。 中国は、チベットに関して、「何故、批判されているのか」が全然、理解できていないようである。

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    hmmm 2008/04/17
  • 不同意理由の逐次投入 - 雪斎の随想録

    ■ 第二次世界大戦中、ガダルカナル作戦やインパール作戦における日軍の愚行を表すものとして言及されるのが、「兵力の逐次投入」である。 この伝でいえば、日銀総裁・副総裁人事案件を前にした民主党の対応は、さしずめ「不同意理由の逐次投入」と評されるものである。 日銀総裁・副総裁人事案では、民主党は、渡辺副総裁案を「天下り反対」ということで不同意にするつもりのようである。何故か。小沢一郎氏が反対したためだそうである。 武藤総裁案、田波総裁案のときは、「天下り反対」という理由は前面に出ていたであろうか。 要するに、次から次から「別の理由」を持ち出しては、不同意にしているのである。 人間の心理を荒廃させるのに一番、有効な方策は、「何時、終わるのかが判らない状況」に人々を追い込むことである。人間が「冬の寒さ」を堪えることができるのは、「冬の後には春が来る」ことを知っているからである。そうした展望がないと

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    hmmm 2008/04/13
    "人間の心理を荒廃させるのに一番、有効な方策は、「何時、終わるのかが判らない状況」に人々を追い込むことである。"
  • 身体障害を持って生きるということ。 - 雪斎の随想録

    ■ 雪斎は、「日の福祉」批判で言論活動を始めた。今は、表の活字メディアでは「福祉」論を封印している。 ただし、このブログでは、自分が障害を持つ身であることを隠さないで書いている。 雪斎に直に会ったことのない人々は、雪斎がどのような障害を持っているのかが判らないであろう。 脳性小児麻痺という障害には色々とヴァリエーションがある。 雪斎の持つ障害者手帳には、「両上肢障害」と書かれている。 要するに、手が使えないということである。 手を使ってまともにできることというのは、書を開いたり、キーボードを打つことぐらいである。 世の人々の中には、雪斎における言論活動を褒めてくれた人々がいた。 しかし、雪斎にとっては、それは、唯一できることだから、やっているのである。 故に、普段の生活は不便であることこの上ない。 ① 事のとき ② 服を着るとき この二つの局面だけは、どうしても他人の手を借りなければな

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  • 冬の「不安」 - 雪斎の随想録

    ■ 前のエントリーは、雪斎らしくもないペシミスティックな雰囲気のものであった。かの手塚治虫の漫画も、一時期はえらく陰なものがあったはずである。 今、雪斎は、「後厄の年」の最後の一週間を迎えている。来週には、三年続いた「厄年」明けである。 「今が午前四時の暗さだ」と思い切るより他はない。 ところで、政治の話に戻る。 雪斎が不安に思っていたことは、実は雪斎だけがそう思っていたわけではなかったようである。 福田康夫総理の施政方針演説に対する評価を各紙社説から抜き出してみる。 〇 毎日 構造改革や小さな政府という言葉もなくなった。単に行政をスリム化すればいいわけではないと首相は考えているのだろう。小泉改革の影の部分を是正するのも当然必要だ。 ただ、これが「改革に消極的」との印象を強めているのも確かだ。何より原油高や株価の低落など現下の厳しい経済情勢に対し、「景気への影響を注意深く見守りながら、適

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    hmmm 2008/02/06
    "流石に、新聞各紙も、「格差」云々という言葉を出さなくなった。新聞各紙も、「空気」の変わりを察しているのであろう。たった半年で、こうも「空気」が変わるものであろうかと思う。" ほんとだよな。