オジギソウは、神経も筋肉もないのに、なぜ自ら葉っぱを閉じるのか。埼玉大学のチームが世界で初めて解明しました。 画面で光っているのは、オジギソウの葉っぱや茎を通じて信号が伝わっていく様子です。 葉っぱの先を傷付けると、信号が順々に伝達され、ほぼ同時に葉っぱが閉じていくのが分かります。 埼玉大学・豊田正嗣教授:「カルシウムの信号が、運動するための特殊な細胞である葉枕に到達すると、葉っぱの運動が起こるということが私たちのイメージング技術で解き明かされた」 埼玉大学の豊田正嗣教授らのチームは、遺伝子組み換えで特定のカルシウムイオンが結合すると、その部分が緑色に光るオジギソウを作り出しました。葉っぱに刺激を与えると、そのカルシウムによる信号が植物の体内を移動し、運動を引き起こすとされる細胞に到達するのを世界で初めて確認したということです。 埼玉大学・豊田正嗣教授:「チャールズ・