2011*10*06深夜ニコニコ生放送「緊急特番!追悼スティーブ・ジョブズ」にて西 和彦(アスキー創始者・マイクロソフト元副社長)茂木健一郎(脳科学者)番組URL http://live.nicovideo.jp/watch/lv66352334
2011*10*06深夜ニコニコ生放送「緊急特番!追悼スティーブ・ジョブズ」にて西 和彦(アスキー創始者・マイクロソフト元副社長)茂木健一郎(脳科学者)番組URL http://live.nicovideo.jp/watch/lv66352334
茂木健一郎 @kenichiromogi 「連続ツイート」をお届けします。文章は、その場で組み立てながら即興的に書いています! 今朝は、瞬間的な脳の芸術について 2011-09-02 07:03:09 茂木健一郎 @kenichiromogi ませ(1)「アハ体験」とは、脳が瞬間的にあることに気づく現象である。ニュートンがリンゴが落ちるのを見て、万有引力を発見したり、アルキメデスがお風呂で「アルキメデスの原理」を見いだしたりするなど、まばたきする瞬間に世界が変わっている、そんな現象である。 2011-09-02 07:06:59 茂木健一郎 @kenichiromogi ませ(2)「アハ体験」の特徴は、そのコントロールができないということである。ひらめきがいつ訪れるかわからない。たくさんの人をりんご畑に連れていっても、万有引力の法則を発見するとは限らない。ひらめきの瞬間は、本人にとっても突
茂木健一郎 @kenichiromogi 占い(1)ぼくは10月20日生まれの「てんびん座」である。学生の時、雑誌「ぴあ」の星占いのコーナーを毎号見ていた。別に何の考えもなく、毎回、「おっ、当たっているじゃないか」などと思っていた。 2010-09-19 07:01:38 茂木健一郎 @kenichiromogi 占い(2)ある時、ふと気付いて、他の星座の項も読んでみた。おとめ座を見ると、やっぱりあたっている。ふたご座も自分にあてはまる。おひつじ座もどんぴしゃりである。それで、やっと、ははあ、そういうことかと気付いた。 2010-09-19 07:02:35 茂木健一郎 @kenichiromogi 占い(3)占いは、一つの芸術である。「あなたは酸素を呼吸しています」などという、明らかに誰にでもあてはまることを書けば、そんなことは当たり前だとバカにされる。一見、自分宛だけに書かれたように見
ある程度の蓋然性を持って、脳がより高い働きを果たすことが期待されることが皆無だというわけではない。 たとえば「新しい」経験をすること。周知のように、人間には新奇選好(neophilia)があり、新しい体験を通して、さまざまなことを学ぶ。 あるいは、体験の「多様性」を増大させること。ある一つの体験が、たとえ脳にとってどれほど効果的であったとしても、それだけに偏るのは危険である。性質の異なる、さまざまな体験を蓄積することが、頑強(ロバスト)な脳をつくることに資する。 また、自分の中の確かな知識、経験の基盤を持って、不確実な状況に対すること。つまりは、確実性と不確実性の混ざった「偶有性」(contingency)に向き合うこと。偶有性に能動的にかかわることは、脳の学習を実質的な意味で進めることになる。 新しい体験をすること。多様性を増大させること。偶有性と向き合うこと。これらの処方箋に共通なのは
クオリア日記 ○○は脳に良いですか? いろいろな方とお話していて、良く聞かれるのが、「○○は脳に良いですか?」という質問である。 ○○を食べるのは脳に良いですか? 朝○○をするのは脳に良いですか? メディアの中で、「○○は脳に良い」という言い方がしばしば見受けられるので、一つの思考の型として流布しているのだろうと思われる。しかし、科学的には、「○○は脳に良い」という言明には、あまり意味があるとは言えない。 だから、私は、このような質問をされると、一瞬絶句して、それからどのように答えようかと、一生懸命言葉を探す。
いろいろな方とお話していて、良く聞かれるのが、「○○は脳に良いですか?」という質問である。 ○○を食べるのは脳に良いですか? 朝○○をするのは脳に良いですか? メディアの中で、「○○は脳に良い」という言い方がしばしば見受けられるので、一つの思考の型として流布しているのだろうと思われる。しかし、科学的には、「○○は脳に良い」という言明には、あまり意味があるとは言えない。 だから、私は、このような質問をされると、一瞬絶句して、それからどのように答えようかと、一生懸命言葉を探す。 なぜ、科学的には、「○○は脳に良い」という言い方をしないのか。きちんと説明をする必要があるように思う。 「○○が脳に良い」という言い方の背景にある考え方は、科学的な言葉におきかえれば、脳の状態について、ある評価関数があって、○○によってその「数値」が上がるということを意味する。 たとえば、「朝チョコレートを食べるのが脳
「脳とクオリア:なぜ脳に心が生まれるか」(茂木健一郎、日経サイエンス社)。魅力的なタイトルだ。人になぜ意識があり、心があり知能があるのかは、未だ謎である。人工知能的なアプローチは先が長そうだし、脳自体の研究の成果もまだ断片的で、認識や記憶の仕組みすらよくわからない。核心に迫るには当分かかりそうだ。そこへいきなり本丸の「心」についての理論! 「なぜ脳に心が生まれるか」! それが \3,200! 徳間じゃなくて日経サイエンス社から出てるんなら、そこそこまともな本だろうし…… が、まるっきり期待はずれなんだ、これが。「なぜ心が生まれるのか」は結局説明されないばかりか、その見通し仮説すらろくに出しやがんねぇ。JARO に言いつけるぞ! 「クオリア」というのは、人間がいつも感じている、ことばじゃ表現しきれない生々しいアナログな感覚のこと。それを「『神経細胞の活動から説明することが、心と脳の問題の核心
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