11月21日の秘密保護法反対デモで。 左から、「素人の乱」のなかしー、私、小熊英二さん。 思わず笑ってしまった。その勝手な「自爆」ぶりに。 それはご存知の通り、自民党の石破茂幹事長による「特定秘密保護法に反対するデモの絶叫は本質的にテロと変わらない」という主旨のブログだ。 なんかもう、この一言でいろいろとバレバレになった気がするので、むしろ歓迎したいくらいの発言である。 自分たちに都合の悪い「デモ」を「テロ」呼ばわりする幹事長がいる自民党が成立させたくて仕方ない特定秘密保護法。 こう書いただけで、特定秘密保護法が成立しちゃったあと、デモなどの表現の自由、言論の自由、政治的な自由がどうなるか、あまりにもわかってしまうではないか。 昨年6月。大飯原発再稼働に反対して毎週数万人規模の人が官邸前に押し寄せていた時期、野田首相(当時)が述べた言葉は「大きな音だね」だった。 「とにかく原発を再稼働しな