パプアニューギニアの奥地で、カエルや昆虫など約200種もの新種が発見された。国際環境活動団体のコンサベーション・インターナショナル(CI)が6日、発表した。 調査は昨年、ニューブリテン島中央部のナカナイ山と、ニューギニア島中央部のミュラー高原で行われた。交通手段に乏しく、これまでほとんど調べられていなかった地域という。CIの調査チームと、地元の研究者が協力。親指の爪ほどの小さなカエルなどカエル24種、ネズミなど哺乳(ほにゅう)類2種、シャクナゲなど植物9種、トンボやキリギリスなどの昆虫約100種やクモ類を発見した。