23日投開票の大阪市長選で、投票率が注目を集めている。前市長の橋下徹氏(44)と新人3人が争うが、21日までの期日前投票者数は7万6343人で、今のところ、2011年の前回(19万1376人)や、07年の前々回(10万7834人)より大幅に少ない。橋下氏は「大阪都構想」の推進のために民意を問うとして出直し選を仕掛けただけに、陣営幹部は「投票率があまりに低ければ、再選されても『民意を得た』と言いにくい」と、投票率アップに躍起になっている。 今回の最大の特徴は、橋下氏が代表を務める地域政党・大阪維新の会以外の市議会野党(自民、民主、公明、共産)が「選挙には大義がない」と、そろって対立候補の擁立を見送ったことだ。選挙戦では大阪都構想に関する議論は深まらず、今月中旬に読売新聞が市内の有権者を対象に実施した世論調査でも、投票に「必ず行く」と答えた人は41%と、関心は高まっていない。 これに加えて、投
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