STAP細胞を巡る問題で、小保方晴子研究ユニットリーダーがマウスから作り出したとしていたSTAP細胞2株の遺伝子を共同研究者が調べたところ、この細胞が、実験に使われていないはずの別の種類のマウスのものだったことが、関係者の証言で分かりました。 専門家は、論文で出来たとされ凍結保存されている8株のSTAP細胞すべてについて詳しく調べるべきだとしています。 これは、神戸市にある理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの関係者が、NHKの取材に対し明らかにしたものです。 それによりますと、遺伝子が調べられたのは、共同研究者の若山照彦山梨大学教授が特殊な処理をして凍結保存していたSTAP細胞2株で、若山教授がどんなマウスからでも作製が可能か調べるため、小保方さんに論文の実験で使ったのとは異なる129系統という種類のマウスを手渡し、作製を依頼したものです。 小保方さんは、シャーレの中で129系統の
猪瀬直樹・前東京都知事(67)が2012年12月の知事選前、医療グループ「徳洲会」側から5000万円を受け取った問題で、猪瀬前知事が東京地検特捜部の事情聴取に「選挙資金だと言われても仕方がない」と、公職選挙法違反(収支報告書の虚偽記入)容疑を大筋で認める供述をしていることが、関係者への取材でわかった。 特捜部は、猪瀬前知事を在宅のまま刑事責任を問う方向で最高検などと協議する。 猪瀬前知事は昨年11月の問題発覚後、都議会などで「5000万円は個人的に借り入れた。選挙とは関係ない」と説明。特捜部の事情聴取にも「選挙資金ではない」と供述していた。
大阪市は25日、橋下徹市長の目玉施策として平成24年から導入した区長の公募制度で採用した森伸人東成区長(55)と都倉尚吾鶴見区長(54)の2人を更迭し、4月1日付で別部署の部長に降格する人事異動を発表した。「トップとして期待した組織マネジメント能力が発揮されていない」としている。 市人事室などによると、森区長はこれまでに女性職員へのセクハラで減給の懲戒処分を受けた。都倉区長は入札業者と不適切な接触があったとして注意を受けている。 両区長は、役職上2ランク降格となり市民局の担当部長に就任する。年収は現在の1400万円から減るが「標準的には年収1千万円のポスト」(担当者)とされる。忍び寄る橋下氏への任命責任 「お勉強できた」「任期が長かった」…公募区長、辞職の言い分
大阪市教委は24日、昨春始まった市の校長公募制度で教員らと人間関係を築けなかったとして今年3月末で更迭する方針だった民間出身の中学校長(38)について、留任させると発表した。 この日の市教育委員会議で、委員から「校長が学校の問題に切り込み、人間関係を悪化させた。校長だけに責任があるのではない」と指摘があったという。 この校長は昨年4月、生野区の中学校に赴任。教員や保護者らと対立し、校長と口論になった教頭が土下座したトラブルもあった。市教委は「学校運営の能力が足りない」と判断、更迭する方針を固めていた。 教育委員会議は非公開で行われ、市教委などによると、事務局が更迭の議案を提出したが、出席した委員5人が全会一致で留任を決定。この学校では教務主任などの校内人事を職員間で決める慣習があり、校長が決定するように改善を試みて教員らと対立したという。
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