脳出血で入院中のウズベキスタンのイスラム・カリモフ大統領(78)が危篤に陥ったと、大統領広報が2日、サイトで発表した。1日から容体が急速に悪化したという。一方、ロイター通信は2日、外交筋の情報としてカリモフ氏が死去したと伝えたが、政権側からの発表はない。 ただ、回復しても大統領職の継続は難しいとみられる。カリモフ氏は25年にわたって権力を掌握しており、誰が後継者になるかが焦点となりそうだ。 ウズベキスタンでは8月31日~9月1日、独立25周年の祝賀行事が行われた。しかし、大統領が参加予定だったコンサートや花火大会が中止になるなど規模が縮小していた。 ロイター通信はまた、主要20…