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ブックマーク / www.kahoku.co.jp (25)

  • <台風10号>龍泉洞水没 入り口から水噴き出す | 河北新報オンラインニュース

    岩手県岩泉町岩泉にある日三大鍾乳洞の一つ「龍泉洞」が、台風10号の豪雨の影響で水没したことが1日、分かった。入り口から水が滝のようにあふれ出し、近くの田川に流れ込んでいる。営業再開の見通しは立っていない。  龍泉洞事務所によると、8月30日の大雨で増水した田川の水が洞窟内に流れ込んだ。裏手の山の地下水も流入したとみられる。同日は終日閉鎖していたため、けが人はなかった。  30日午前には既に入り口から水があふれていた。田川沿いにある駐車場のコンクリートの一部が剥がれたという。  同事務所の菊池美生主事は「洞窟内部に設置されている照明など電気系統が水没し、遊歩道や橋が流されている可能性が高い。岩が削り取られている恐れもあり、被害規模は想像もできない」と話した。  龍泉洞は国指定の天然記念物で、美しい地底湖で知られる。過去にも大雨で入り口から水があふれることはあったが、今回はこれまでにな

    <台風10号>龍泉洞水没 入り口から水噴き出す | 河北新報オンラインニュース
  • <仙台市議選>数独?掲示板の番号おかしい | 河北新報オンラインニュース

    仙台市泉区選管は27日、市議選立候補者のポスター掲示板1カ所で、ポスターを貼る区画に書かれた番号の表記を誤り、24日の告示日に同区選挙区の候補者6人のポスター掲示が遅れたと発表し、記者会見で謝罪した。  泉区選管によると、同区の八乙女1丁目公園南側に設置した掲示板で、来は7~12の番号となる区画が13~18となっていた。委託業者が今月上旬に設置した際に番号が書かれた板の貼り合わせを誤り、区選管職員による14日の設置確認でも見落とした。  24日午前10時ごろ、ある陣営から表記の誤りを指摘され、判明した。板の交換作業が完了した同日午後1時半ごろまで、6陣営のポスター掲示が遅れた。

    <仙台市議選>数独?掲示板の番号おかしい | 河北新報オンラインニュース
  • 地上絵にリャマ17頭 山形大ナスカ研がペルーで新たに確認 | 河北新報オンラインニュース

    ペルー・ナスカ近郊で確認されたリャマの全身や一部が描かれた地上絵(上)とそのイラスト。絵は分かりやすくするため線でなぞってある(山形大提供) 南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」の研究を進める山形大人文学部付属ナスカ研究所は8日、ナスカ市の市街地近郊で、ラクダ科のリャマ17頭の地上絵を新たに確認したと発表した。  市街地の北約1キロの丘の斜面に描かれ、約1キロ四方に12頭の群れのほか、1、2頭の絵が点在する。リャマの地上絵は過去にも発見されているが、群れの頭数は最も多く、全長15メートルの最大級の絵もあったという。  いずれも紀元前400~同200年ごろの制作とみられ、地表の小石を輪郭に沿って面状に取り除く形で描かれている。  研究所副所長の坂井正人教授(文化人類学)は山形市の小白川キャンパスで記者会見し「家畜のリャマが1カ所にこれだけ集中して描かれた例は珍しく、当時の文化的背景を解明す

    地上絵にリャマ17頭 山形大ナスカ研がペルーで新たに確認 | 河北新報オンラインニュース
  • 河北新報 東北のニュース/湯沢など6市長選告示 男鹿、由利本荘、大仙の3市は無投票

    holyagammon
    holyagammon 2013/04/02
    "由利本荘市(7万0667人)は現職長谷部誠氏(62)が再選"
  • 河北新報 東北のニュース/福島県がイノブタ態調査へ 「復興」蹴散らす恐れ

    福島県がイノブタ態調査へ 「復興」蹴散らす恐れ 福島県富岡町内で確認されたイノブタ。体つきはブタだが毛並みと色にイノシシの特徴が表れている=2011年12月(福島県撮影) 福島第1原発の周辺市町村でイノブタの目撃情報が複数寄せられていることから、福島県が実態調査に乗り出す。原発事故の避難区域で家畜だったブタと野生イノシシが交配して生まれたとみられる。イノブタは繁殖力が極めて強く、個体数が急増すると、農地や家屋を荒廃させる恐れがあるという。  調査は1~3月、避難区域だった市町村のうち立ち入りが可能になった南相馬、田村、楢葉、広野、川内、飯舘の6市町村で実施。外観だけで判断できない場合もあるため計約120頭を捕獲し、肉の遺伝子検査で確認する。  県によると、避難区域では2011年12月に富岡町、12年11月に浪江町で生息を確認。区域に入った猟友会や獣医師から相次いで目撃情報が寄せられている。

  • 河北新報 東北のニュース/白頭山、噴火の可能性 巨大地震と相関あり 東北大名誉教授

    白頭山、噴火の可能性 巨大地震と相関あり 東北大教授 白頭山山頂に広がるカルデラ湖「天池」(谷口名誉教授撮影) 中国北朝鮮の国境に位置する白頭山(中国名・長白山、2750メートル)が近い将来、東日大震災に関連して噴火する可能性があるという研究結果を、東北大の谷口宏充名誉教授(火山学)=宮城県塩釜市=がまとめた。過去1100年間の白頭山の噴火と、海溝型巨大地震の発生年代を分析した。白頭山については、これまでも中国からの情報を基に韓国などで噴火の兆候が報道されているが、日を襲った巨大地震との相関関係から結論づけたのは初めて。  谷口名誉教授は研究で、白頭山の噴火が記録または推定されている六つの年代に慶長三陸地震(1611年)、明治三陸地震(1896年)など五つの巨大地震が発生していることを確認した。  残る10世紀の大噴火についても、貞観地震(896年)との関連性が強いとみており、噴火と

  • 河北新報 東北のニュース/大阪教育条例案 首長が目標設定「時に方向誤る」 知事異論

    大阪教育条例案 首長が目標設定「時に方向誤る」 知事異論 村井嘉浩宮城県知事は20日の定例記者会見で、橋下徹大阪市長が代表を務める「大阪維新の会」が府、市議会で成立を目指す教育条例案に触れ「首長が教育目標を定めるというのは、時に誤った方向に進む可能性がある」と異論を唱えた。  村井知事は条例案が「首長は教育委員会と協議し、教育目標を設定する」と定めていることに関し、「選挙で選ばれた者が負託に応える意味では一つの考えだが、選挙の争点は教育に絞られてはいない」と指摘した。  「教育という将来の人材に関わる問題に、たった1人の考えを反映させれば誤った方向に進むと肝に銘じるべきだ」と話し、「教育委員会が中立の立場で目標を定める今のやり方に、全く問題を感じない」と述べた。  村井知事は13日の定例記者会見で、維新の会が掲げる道州制実現には同調するが「政局絡みの話には一切関わらない」と語り、次期衆

  • 河北新報 東北のニュース/津波で流失の古文書復元 宮城・南三陸の神社保管8点

    津波で流失の古文書復元 宮城・南三陸の神社保管8点 復元された志津川西宮神社の「西宮大神宮神像札賦与免許状」(西宮神社提供) 「えびす神社」の総社である西宮神社(兵庫県西宮市)が5日、宮城県南三陸町にある「志津川西宮神社」から東日大震災による津波で流失した古文書8点をデジタルカメラの画像データから復元したと発表した。今後、志津川西宮神社に届けられる予定。  復元されたのは、えびす様が描かれた札の配布を許可する「西宮大神宮神像札賦与(ふよ)免許状」などで、1742~69年に西宮神社から発行されたもの。志津川西宮神社の別当を務める川村家に保管されていたが、津波で全て流失。昨年6月に調査目的で撮影されたデータから、古文書修復の専門業者が紙質やしわなどを忠実に再現した。  西宮神社の宮司吉井良昭さん(60)は「江戸時代にえびす様信仰が全国に伝わったことを示す貴重な文書だった。復元したものをお返

  • 河北新報 東北のニュース/「学校前にバス待機」「全員が避難できた」 石巻・大川小

    「学校前にバス待機」「全員が避難できた」 石巻・大川小 亡くなった児童の保護者らが「ここに避難させてほしかった」と訴える学校近くの山道。校舎(奥)から歩いて数分の距離だ=8月28日、石巻市釜谷 東日大震災の津波で全校児童108人の7割に当たる74人が死亡、行方不明になった石巻市大川小の惨事から、間もなく半年がたつ。河北新報社の取材に応じた児童や住民らの証言で、当時は現場にスクールバスが待機していたことや、高台への避難を相談していた状況が浮かび上がった。学校管理下で児童が犠牲になった事例として戦後最悪とされる今回の被害は、避けられた可能性もあると指摘する関係者もいる。(藤田杏奴、野内貴史)  保護者らによると、地震が起きた午後2時46分は下校時間の直前で、スクールバスが待機していた。関係者は「バスで避難すれば助かった可能性もある」と指摘する。  2年生の息子を迎えに来た父親(39)は午後3

  • 河北新報 東北のニュース/津波にのまれたドイツ人一家救助 命の恩人見つかる

    津波にのまれたドイツ人一家救助 命の恩人見つかる 津波から救出したドイツ人一家の消息を伝える河北新報の記事に目を通す庄司さん=東松島市 宮城県多賀城市内で東日大震災の津波にのまれたドイツ人一家が、救助してくれた人を探しているとの記事が17日付河北新報朝刊に掲載され、この人は東松島市の自営業庄司武志さん(38)と分かった。自らも車ごと津波に流されたが、冷静な判断と機転で一家を救った。庄司さんは「当然のことをしただけ」と話している。  ドイツ人一家はユルゲン・シュピールベルクさん(72)、(67)、娘(33)の3人。3月11日の震災当日は国内を旅行中で、多賀城市内で乗っていたタクシーごと津波に巻き込まれた。  庄司さんはあの日、仕事先の仙台市内で地震に遭った。自宅に帰ろうと、多賀城市内の国道45号を運転中に津波に巻き込まれた。  幸い、トラックと電柱に挟まれて車が停止。近くのアパートに避難

  • 河北新報 東北のニュース/明るく♪♪ジャズ 岩手・三陸鉄道で早大生演奏

    明るく♪♪ジャズ 岩手・三陸鉄道で早大生演奏 三陸鉄道の列車内でジャズの生演奏を披露する早稲田大のジャズサークルの学生ら=2日午後、宮古市 震災で大きな被害を受けた岩手県沿岸部を走る三陸鉄道(社宮古市)の列車内で、早稲田大のジャズサークル「ニューオルリンズジャズクラブ」の学生21人が2日、ジャズの生演奏を披露した。乗客約40人は軽快なリズムに合わせて手拍子をしながら聞き入った。  学生らは三陸鉄道宮古駅前で地元の小中学校の子どもたちとコンサートをした後、トランペットやトロンボーンなどを持って車両に乗り込んだ。三陸鉄道は各所で線路が寸断され全線運行再開のめどは立っていないが、一部で運行を再開している北リアス線宮古―小間を往復する間、14曲を演奏した。  宮古市の洋服仕立業山口百子さん(63)は「ジャズが大好きなので、演奏を聴くために乗車した。とても上手で、明るい気分になった」と喜んでいた

  • 河北新報 東北のニュース/天然アユが消えた 遡上目前に津波で全滅か 仙台・広瀬川

    天然アユが消えた 遡上目前に津波で全滅か 仙台・広瀬川 天然アユが激減した広瀬川を見つめる伊藤さん=仙台市若林区河原町 太平洋で育ち、仙台市の広瀬川を遡上(そじょう)する天然アユが今夏、姿を消した。3月下旬に始まる遡上に備えて河口周辺の浅瀬に集まった大群が東日大震災の津波に襲われ、ほぼ全滅したものとみられている。資源が回復するまでには10年近くかかりそうだ。  「アユを餌にするカモメが飛んでいない。アユがいない証拠だ」  広瀬・名取川漁協理事の伊藤勝さん(58)は若林区河原町の河川敷から広瀬川を見つめ、嘆いた。7月1日の釣り解禁が迫り、例年ならばアユがあちこちで川面を飛び跳ねているのだが、この日は一度も見ることができなかった。  天然アユは9月から10月にかけ、広瀬川で産卵する。稚魚は川を下り、太平洋で冬を過ごす。川への遡上は3月下旬に始まり、6月中旬まで続く。  3月11日の東日大震

  • 河北新報 東北のニュース/津波被災農地 菜の花植え塩害解消 東北大、今秋から

    津波被災農地 菜の花植え塩害解消 東北大、今秋から 東北大大学院農学研究科の中井裕教授(環境微生物学)らのグループは15日、東日大震災で津波をかぶった仙台市若林区の農地に塩害に強い菜の花を植え、土壌改良するプロジェクトに乗り出すと発表した。  農学研究科が世界で唯一保有するアブラナ科作物の遺伝子銀行「ジーンバンク」を活用。塩分の吸収力が旺盛で耐寒性、多収性を兼ね備えた品種の開発と栽培方法の確立を目指す。今秋に作付けし、来年春に花で地域を彩った後、菜種を収穫。搾った油を復興支援のシンボルとして販売する計画だ。  菜の花プロジェクトの舞台は、市の協力を得て若林区の農家から借り受けた水田など約1.4ヘクタール。学生ボランティアが塩分濃度の高い表土を除去し、耕作の下準備を行う。  グループはジーンバンクから耐塩性に優れた品種を栽培試験で選び出し、ことし10月ごろに現地で栽培を始める。耐塩性の研究

    holyagammon
    holyagammon 2011/06/16
    菜の花はいろいろ役に立つ
  • 河北新報 東北のニュース/村井宮城県知事、復興案次々と 被災地の反発も

    村井宮城県知事、復興案次々と 被災地の反発も 村井嘉浩宮城県知事が政府の東日大震災「復興構想会議」で存在感を発揮している。「災害対策税」導入や「水産業復興特区」創設など、具体的な提案を次々に打ち出す。菅政権が復興に向けた青写真の骨格を示せない中で、議論をリードしようとする「村井戦略」も見え隠れするが、脇目も振らずに突っ走る姿勢には被災地から反発の声も上がる。  村井知事はこれまで4回の復興構想会議で、国と被災自治体による「復興広域機構」設立や「東日エコ・マリン特区」の創設、「水産業再生支援事業」など独自のプランを矢継ぎ早に披露した。  会議の検討事項に入れるかどうか揺れた復興財源論では、松下政経塾時代からの持論だった災害対策税導入を提唱。被災県が自ら増税を求めるという大胆な行動に出た。  知事は「被災地の事情を踏まえず復興プランを描かれては困る。宮城の考えを積極的に発信するのは当然」と

  • 河北新報 東北のニュース/道路・鉄道に堤防機能 復興まちづくり方針 宮城県

    道路・鉄道に堤防機能 復興まちづくり方針 宮城県 宮城県は東日大震災の復興まちづくりで、沿岸部の道路や鉄道を全て盛り土構造とし、堤防機能を持たせる方針を固めた。津波の再来を前提とした対策で住宅地は内陸側に移転する。堤防に囲まれた集落「輪中」に似た市街地を形成し、津波の防御効果を高める。(1面に関連記事)  道路や鉄道を盛り土構造にするイメージは図(1)の通り。海側から防潮堤、国道・県道クラスの道路、高速道路、鉄道と幾重にも「堤防」を設け、市街地の手前で津波をい止める。  県は今回の津波で、盛り土構造だった仙台東部道路、常磐自動車道が堤防機能を発揮し、道路より内陸側の浸水が軽微だったことに注目。平野が広がる県南部を中心に輪中の形成が減災に効果があると判断した。  まちづくりでは津波で浸水した区域は原則、住宅地としない方針も固めた。住宅地や病院、役所などの市街地機能は丘陵地などに移転。被災

  • 河北新報 東北のニュース/建物損壊、届かぬSOS 大規模余震で被害拡大 岩切

    建物損壊、届かぬSOS 大規模余震で被害拡大 岩切 自宅が壊れ、車庫にシートを張ったテントで生活する相沢久子さん。周辺でも建物被害が深刻だ=19日、仙台市宮城野区岩切 東日大震災と7日深夜の大きな余震により、仙台市宮城野区の岩切地区で、甚大な建物被害が出ている。町内会関係者によると、地区内の住宅の約4割が被害に遭っているという。地区内の避難所は既に閉鎖されており、防犯上の不安もあって、損壊した建物や車内で寝泊まりしている人もいる。住民は「被害が大きいのに、行政の支援から取り残されている」と不安を訴える。  岩切地区の今市東に住む会社役員相沢明さん(56)、久子さん(56)夫は震災以降、ブルーシートを張った自宅車庫で暮らす。夜は車の中で寝ている。  築17年の木造2階の住宅は壁が崩れ落ち、玄関も壊れ、電気やガスも使えない。保険会社には「全壊」と言われたという。久子さんは「住める状態じゃな

  • 河北新報 東北のニュース/中古レコードの寄贈申し出続々 陸前高田・ジャズ喫茶店

    中古レコードの寄贈申し出続々 陸前高田・ジャズ喫茶店 津波で流されたジャズ喫茶店の跡に立つ冨山さん=3月20日、陸前高田市 岩手県陸前高田市で経営するジャズ喫茶店を津波で流され、河北新報の「ふんばる」(1日付)で紹介された店主の冨山勝敏さん(69)に、「中古レコードを送りたい」との支援の申し出が相次いでいる。寄贈の希望はこれまでに計800枚近くに上り、避難所で暮らす冨山さんは再起への励ましに感激している。  流された冨山さんの店は「h.イマジン」。2003年に東京から大船渡市に移住し、開いた最初の店が昨年2月に火事で全焼。友人らの応援で昨年12月、陸前高田市の旧町役場を改装して再出発したばかりだった。  「中古レコードを送りたい」という申し出は、冨山さんを紙面や河北新報のホームページKOLNETで紹介した紙のほか、同記事を転載した神奈川新聞、東京新聞にも寄せられた。  神戸市の広告代理店

  • 河北新報 東北のニュース/南相馬の町工場、浄水器を大量受注 オマーンの取引先が支援

    南相馬の町工場、浄水器を大量受注 オマーンの取引先が支援 福島第1原発事故で屋内退避圏(原発から20〜30キロ)に含まれた南相馬市原町区の落合工機に、中東オマーンの企業から約26億円分の浄水器などの大量発注があったことが7日分かった。受注で同社は生産再開を決め、避難していた従業員を呼び寄せたほか、地元での新規雇用を検討している。復興を支援する大量発注に斉藤秀美社長は「再開に向け山積する課題を克服していきたい」と意気込む。市も「市内製造業の復興につなげたい」と後押しする考えだ。  発注したのは取引先のオマーンの王族系企業。震災後、報道で南相馬市の被災を知り、浄水器700台と大型浄水装置14台を特別発注した。  落合工機は板金加工を手掛けていた技術を生かし、浄水器分野に進出した。昨年12月、中東の農業支援NGOが母体の企業「J―ACTION COMMERCE」(東京)と事業組合を設立、中東向け

  • 河北新報 東北のニュース/立ち往生、路線バスの無線 孤立集落の声届ける 宮古

    立ち往生、路線バスの無線 孤立集落の声届ける 宮古 一時孤立した重茂半島で地元消防団の災害対策部となった路線バス=宮古市重茂 東日大震災で2日間孤立した宮古市重茂(おもえ)半島。地元の消防団は、立ち往生した路線バスを現地災害対策部に使用し、備え付けの無線で外部と連絡を取り合った。  11日の津波で半島の太平洋側の集落から北に通じる橋が崩落。山田町へ抜ける南側の道路も決壊し、姉吉、千鶏(ちけい)、石浜、川代の4集落は孤立状態となった。無線機を積んだ消防のポンプ車も津波をかぶって使用不能になり、外部への連絡手段を完全に失った。  この時、宮古市消防団第25分団の目に留まったのが、宮古駅前発川代行きの路線バス。千鶏から石浜にさしかかったところで地震に遭い、避難してきた住民を乗せて高台の定置網置き場へ避難し、津波の被害を免れた。  分団は「バスの無線を外部への連絡に使わせてほしい」とバスの運

  • 河北新報 東北のニュース 速球少女、夢はプロ 盛岡東シニアのエース小笠原さん

    プロ野球選手となる夢を抱き、東北大会に向けて投球練習する小笠原さん=11日、盛岡東シニア専用グラウンド 雄星に続け―。盛岡市の硬式野球シニアチームに注目の女子投手がいる。春の甲子園で準優勝した花巻東高の菊池雄星投手も所属した盛岡東シニアの右腕小笠原真悠さん(13)=同市見前南中2年=。速球と落差のあるフォークボールが持ち味で、昨秋の東北大会では完封勝利を収めた。全国大会出場を目指して調整中のエースは「将来はプロに」と夢を描く。  後ろで結んだ長い髪がサラサラと揺れる。166センチの体をバランス良く使うフォームは、プロ野球埼玉西武ライオンズの涌井秀章投手のようだ。  115キロの速球にフォークとカーブを織り交ぜ、打たせて取る。全国のシニアでも女子のエースは珍しいという。  野球を始めたのは小学4年の春。家族に勧められ、現在もチームメートの兄涼太君(14)=見前南中3年=が所属する少年野球チー